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巌頭
ふりがな文庫
“巌頭”の読み方と例文
読み方
割合
がんとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんとう
(逆引き)
やがて、三名が、
浪飛沫
(
なみしぶき
)
の
巌頭
(
がんとう
)
から足をめぐらして、土産物屋の前を通りかかると、
先刻
(
さっき
)
から眸を放たずにいた武家とその娘が
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
恐々
(
こわごわ
)
ながら
巌頭
(
がんとう
)
に四つん
這
(
ば
)
いになると、数十丈遥か下の滝壺は
紺碧
(
こんぺき
)
を
湛
(
たた
)
えて、白泡
物凄
(
ものすご
)
く
涌
(
わ
)
き返るさま、とてもチラチラして長く見ていることが出来ぬ。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
生死
巌頭
(
がんとう
)
に立って、をかしいぞ、はてな、をかしい、はて、これはいかん、あいた、いた、いた、いた、いた
楢ノ木大学士の野宿
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
巌頭(がんとう)の例文をもっと
(14作品)
見る
“巌頭”の意味
《名詞》
岩の上または突端。
(出典:Wiktionary)
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“巌”で始まる語句
巌
巌丈
巌窟
巌角
巌乗
巌石
巌畳
巌谷小波
巌穴
巌山
“巌頭”のふりがなが多い著者
押川春浪
木下尚江
魯迅
吉川英治
谷崎潤一郎
島崎藤村
夏目漱石
北原白秋
宮沢賢治