“巌”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
いわお40.0%
いわ38.5%
いは9.2%
いはほ8.7%
いわや1.0%
いわほ0.5%
おごそ0.5%
がん0.5%
イハ0.5%
イハホ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“巌”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語19.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.7%
文学 > 日本文学 > 戯曲3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
縄の末端は、大樹の向う三間ほど先にある手水鉢ちょうずばちの台のような飛び出たいわおの胸中に固く縛りつけられてあった。
棺桶の花嫁 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私はただ屏風びょうぶいわおに、一介の栄螺さざえのごとく、孤影煢然けいぜんとして独りふたを堅くしていた。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
聳立そびえたった、洋館、高い林、森なぞは、さながら、夕日のべにを巻いた白浪の上のいわの島と云ったかたちだ。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
可恐おそろしい荒海らしい、削立ったいわが、すくすく見えて、沖は白波のただ打累うちかさなる、日本海は暗いようです。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あだか千尋せんじんふちそこしづんだたひらかないはを、太陽いろしろいまで
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これが二つくだんいはあたつて左右さいうわかれて二すぢとなつてちるのがみて
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
みぎよりだうくゞり、真中まんなか狂立くるひたつて、いはほ牡丹ぼたんいたゞきをどること
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そこらにある火薬庫を灰色の絵具で塗り立てて、大きないはほのやうに、また平つたい野原のやうに見えるやうにする。
紫玉はいわや俯向うつむいた。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
紫玉はいわや俯向うつむいた。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
雪の峰、玲瓏れいろうと頭上に輝き渡り、荒川の激湍げきたんいわほえて、眼下に白玉を砕く、暖き春の日ならんには、目を上げて心酔ふべき天景も、吹き上ぐる川風に
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
私は先づ其の室のおごそかな空気に圧せられた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
へき がん ろく
茶の本:02 訳者のことば (新字新仮名) / 村岡博(著)
挽歌に巌門イハトイハねを言ひ、水鳥・大君のおもふ鳥を出し、ツヱいてのさまよひを述べ、紐を云々する事の多いのは、皆、鎮魂式の祭儀から出て居る。
河隈のイハホに根ふ竹と 竹。なびきぞメグる。水を狭めて。﹆
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)