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巌乗
ふりがな文庫
“巌乗”のいろいろな読み方と例文
旧字:
巖乘
読み方
割合
がんじょう
90.0%
がんじよう
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんじょう
(逆引き)
重太郎兄さんは朝寝が好きで、房松兄さんは鶏のように早起きで、一方は弱虫で一方は
巌乗
(
がんじょう
)
で、一方は金遣いが荒くて、一方はケチで
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
その養子というのは、日にやけた色の赤黒い、
巌乗
(
がんじょう
)
づくりの
小造
(
こづくり
)
な男だっけ。何だか目の光る、ちときょときょとする、
性急
(
せっかち
)
な人さ。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
巌乗(がんじょう)の例文をもっと
(18作品)
見る
がんじよう
(逆引き)
その後家の都合で不要になつた
巌乗
(
がんじよう
)
な角風呂が、持込まれることになつたのであつたが、湯殿が破損してから間もなく、その
桶
(
をけ
)
にも
隙
(
すき
)
ができてしまつた。
風呂桶
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
鍛冶屋の亭主は
巌乗
(
がんじよう
)
な五十男で、これまでつひぞ寺にお
詣
(
まゐ
)
りしたことなどはない男であつたが、その坊主が来て門に立つて
読経
(
どきやう
)
してゐると、
忽
(
たちま
)
ち深い感動に心を動かされたらしく
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
巌乗(がんじよう)の例文をもっと
(2作品)
見る
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“巌乗”で始まる語句
巌乗造
検索の候補
巌乗造
“巌乗”のふりがなが多い著者
泉鏡花
徳田秋声
野村胡堂
江戸川乱歩
森鴎外
田山花袋
芥川竜之介