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巖乘
ふりがな文庫
“巖乘”の読み方と例文
新字:
巌乗
読み方
割合
がんじよう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんじよう
(逆引き)
平次はさう言ひ乍ら、一と通り死體を檢べましたが、四十五六の
巖乘
(
がんじよう
)
な男で、女や子供に縛られさうな
柄
(
がら
)
ではありません。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
而も
巖乘
(
がんじよう
)
な體格が何よりも羨ましくなつたと同時に、獨歩の死んだ時、茅ヶ崎へ集まつた席で、義雄は自分が花村に向つて、君は僕等すべての死んだあと始末をして
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
千代松夫婦は、臺所の
巖乘
(
がんじよう
)
な長火鉢に
對
(
むか
)
ひ合つてゐたが、妻のお安は治郎作の聲を聞くと、立つて自分の坐つてゐた場所を道臣の席にするやう座蒲圃を敷いたりした。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
巖乘(がんじよう)の例文をもっと
(3作品)
見る
巖
部首:⼭
23画
乘
部首:⼃
10画
“巖”で始まる語句
巖
巖石
巖角
巖穴
巖乗
巖間
巖陰
巖端
巖丈
巖根
“巖乘”のふりがなが多い著者
上司小剣
岩野泡鳴
野村胡堂