“巖”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
いは45.7%
いはほ41.3%
いわお6.5%
いわ4.3%
いづ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿やどと、宿やどで、川底かはそこいはゑぐつたかたちで、緑青ろくしやうゆき覆輪ふくりんした急流きふりうは、さつ白雲はくうんそらいて、下屋げやづくりのひさしまれる。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
宛然さながら、ヒマラヤ山あたりの深い深い萬仭の谷の底で、いはほと共に年をつた猿共が、千年に一度る芝居でも行つて見て居る樣な心地。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
その劒の先についた血が清らかないわおに走りついて出現した神の名は、イハサクの神、次にネサクの神、次にイハヅツノヲの神であります。
ある者はいわに虎を彫っている。ある者は義経を背負しょっている。ある者は弁慶を背負っている。ある者は天狗を描いている。ある者は美人を描いている。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
いづのひかりも見るわいな
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)