“岩盤”の読み方と例文
読み方割合
がんばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時には二十余丈の岩盤がんばんを掘り下げたり、或いは一水を得るために、千じん谿谷けいこくへ水汲みの決死隊を募って汲ませたこともある。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また鎌倉かまくられいると由比ヶ濱ゆひがはま砂丘さきゆうは、ゆきした岩盤がんばん比較ひかくして四五倍しごばいおほいさにることもある。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
鉄のこぶしを持っている強力ごうりきの機械人間が、もしあやまって、そのダイナマイトの箱をぽかんと一撃したら、たちまち大爆発が起こって、建物も人間も岩盤がんばんさえ吹きとんでしまうであろう。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)