“岩石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がんせき64.3%
がんぜき14.3%
もの14.3%
いわ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはその山體(さんたい)を作(つく)つてゐる岩石(がんせき)(玄武岩(げんぶがん))の性質(せいしつ)に因(よ)るものであつて、その鎔(と)けてゐる際(さい)は比較的(ひかくてき)に流動(りゆうどう)し易(やす)いからである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
眞暗(まつくら)になつて、恰(あだか)も墜道(とんねる)のやうに物淋(ものさび)しい道(みち)を、武村兵曹(たけむらへいそう)が即座(そくざ)に點(てん)じた球燈(きゆうとう)の光(ひかり)に照(てら)して、右(みぎ)に折(を)れ、左(ひだり)に轉(てん)じて、凡(およ)そ百四五十ヤードも進(すゝ)むと、岩石(がんぜき)が前(まへ)と後(うしろ)に裂(さ)け離(はな)れて、峽(けう)をなし
地質調査をするときはこんなどこから来たかわからないあいまいな岩石(もの)に鉄槌(かなづち)を加へてはいけないと教へようかな。すぐ眼の前を及川が手拭(てぬぐひ)を首に巻いて黄色の服で急いでゐるし、云はうかな。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「木曽福島? 木曽福島? 聞かない地名でございますこと。……妾(わたし)の知っている土地と云えば、麗人国と獣人国と、片輪者の住む『岩石(いわ)の国』と、双玉の原だけでございますもの。……木曽福島? 木曽福島? さぞいい所でございましょうね」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)