『超人間Ｘ号（ちょうにんげんエックスごう）』

ねずみ色の雲が、ついに動きだした。 すごいうなり声をあげて、つめたい風が、吹きつけてきた。 ぐんぐんひろがる雲。 万年雪をいただいた連山の峰をめがけて、どどどッとおしよせてくる。 ぴかり。 黒雲の中、雷光が走る。青い竜がのたうちまわっている …

著者	海野十三
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「冒険クラブ」1948（昭和23）年8月～1949（昭和24）年5月号、「超人間Ｘ号」光文社、1949（昭和24）年12月刊行の上記単行本で完結
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約2時間59分（500文字/分）
朗読目安時間	約4時間59分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

生（せい） 山端（やまはし） 直（なお） 爆薬（ばくやく） 脱（だっ） 略（りゃく） 平常（へいじょう） 雷光（らいこう） 試（こころ） 頭髪（とうはつ） 生（う） 志（こころざ） 球（きゅう） 活（かつ） 使者（ししゃ） 難（なん） 一寸（いっすん） 角（つの） 空（むな） 空虚（くうきょ） 築（きず） 家（や） 山峡（さんきょう） 布（ぬの） 勇（いさま） 冷（ひ） 閣（やみ） 公（こう） 一刻（いっこく） 万一（まんいち） 翌朝（よくちょう） 快方（かいほう） 灯火（とうか） 雷（かみなり） 仰（あお） 脱出（だっしゅつ） 捕（とら） 注入（ちゅうにゅう） 恐怖（きょうふ） 雷鳴（らいめい） 女体（じょたい） 充満（じゅうまん） 光景（こうけい） 悪漢（あっかん） 附添（つきそい） 人造（じんそう） 綱（づな） 洞穴（どうけつ） 冠（かんむり） 冷却（れいきゃく） 描（えが） 床（ゆか） 良好（りょうこう） 出現（しゅつげん） 分量（ぶんりょう） 誘拐（ゆうかい） 電臓（てんぞう） 刻（きざ） 霊魂（れいこん） 鉢巻（はちま） 絞（し） 亀裂（きれつ） 響（ひび） 樽（だる） 滅亡（めつぼう） 生体（せいたい） 生命（せいめい） 生物（せいぶつ） 収穫（しゅうかく） 男体（だんたい） 道理（どうり） 吊（つる） 巨人（きょじん） 葬（ほうむ） 蒼白（そうはく） 怒（いか） 大池（おおいけ） 押入（おしい） 頭蓋（ずがい） 所在（しょざい） 衆（しゅう） 破片（はへん） 怪（あや） 裸（ぱだか） 抱（だ） 路傍（ろぼう） 察（さっ） 寝起（ねお） 職工（しょっこう） 火柱（ひばしら） 童子（どうじ） 端（はし） 粉砕（ふんさい） 精巧（せいこう） 縫目（ぬいめ） 綱（つな） 羽黒（はぐろ） 緊張（きんちょう） 縫（ぬ） 繰（く）