“悪漢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
わるもの58.5%
あっかん19.5%
わる9.8%
あくかん4.9%
いたろう2.4%
しれもの2.4%
ギャング2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“悪漢”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集9.5%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
多「冗談いっちゃアいけねえ、あの林のとこ悪漢わるものが隠れているかも知れねえから、おめえさん先へ往ってくんねえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
とブツ/\いいながら道恩和尚の手を引いて段々山を下り、影が見えなくなると樹立こだちの間から二人の悪漢わるものが出て参り、
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そこでだ、悪漢あっかん一味は、あれを持ち出して人形を歩かせ、計数管の力を借りて、ラジウムの在所を確かめる。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「これさえ見れば如何なる悪漢あっかんといえども犯行はんこうかくしきれるものではない」
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それで手捕りにしてふん縛り、うんといじこらしめて、今後二度と来させまいとするのが、彼等悪漢わる共の思惑なのであった。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ことに一人では出来ないがと思って居る処へ、土手の甚藏という男、是は新吉と一旦兄弟分に成りました悪漢わる
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この電報を受けとった悪漢あくかんの仲間は、博士を早速送ったのだ。
その間に三度ばかり人間と逢い、襲われそうになりましたが、まさか私という人間を——それは様子で解りますので——襲うような素人の悪漢あくかんは無く、事も無く壬王街へ行きつきました。
最初に見つけましたのは古川町の火の番なのでござりますげな。通詞は江戸へ上ってい、留守居もおらぬ筈の闕所屋敷からチラチラと灯が見えますけん、悪漢いたろうでも入込んでいるのかと思うて調べに入りますと、お種が脊中に朱房のついた唐匕首からあいくちを突刺されて俯伏せに倒れております。
けれどもお前も知っている通りあの如来衛門の悪漢しれものめは、私にとっては商売の敵じゃ! 何故なぜかというにあの男は、自分が男を売りたさに、達者だてしゃだなどと云われたさに、この私の商売を悪様あしざまに世間に向かって云い触らしおる——女のみさおを売り物にして金ばかりもうけたがる藪原長者は
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
なお本職を指して米国べいこく市俄古シカゴ悪漢ギャング団長アル・カポーンに買収されたる同市警察署長某氏に比するものあるは憤慨ふんがいを通り越して
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)