トップ
>
憤慨
ふりがな文庫
“憤慨”の読み方と例文
読み方
割合
ふんがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんがい
(逆引き)
耕吉は酒でも飲むと、細君に向って継母への不平やら、継母へ頭のあがらぬらしい老父への
憤慨
(
ふんがい
)
やらを口汚なく
洩
(
も
)
らすことがあった。
贋物
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
親方はどうどうとした様子であった、かれは
例
(
れい
)
の美しいしらが頭をまっすぐに上げて、その顔には
憤慨
(
ふんがい
)
と
威圧
(
いあつ
)
の
表情
(
ひょうじょう
)
がうかべていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
今より六、七十年前、英国の思想家のあいだに
基督教
(
キリストきょう
)
の
柔弱
(
にゅうじゃく
)
に流るるを
憤慨
(
ふんがい
)
して、いわゆる
腕力的基督教
(
マスキュラークリスチャニーチー
)
を主張したものがあった。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
憤慨(ふんがい)の例文をもっと
(48作品)
見る
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
慨
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“憤慨”の類義語
憤怒
瞋恚
立腹
“憤慨”で始まる語句
憤慨居士
検索の候補
大憤慨
憤慨居士
悲憤慷慨
慷慨悲憤
悲憤糠慨
“憤慨”のふりがなが多い著者
イワン・ツルゲーネフ
浜田青陵
下村湖人
木下尚江
葛西善蔵
壺井栄
若杉鳥子
海野十三
江見水蔭
新渡戸稲造