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柔弱
ふりがな文庫
“柔弱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にゅうじゃく
59.3%
にうじやく
18.5%
かよわ
7.4%
てぬる
3.7%
にうじゃく
3.7%
にやけ
3.7%
やわ
3.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にゅうじゃく
(逆引き)
今より六、七十年前、英国の思想家のあいだに
基督教
(
キリストきょう
)
の
柔弱
(
にゅうじゃく
)
に流るるを
憤慨
(
ふんがい
)
して、いわゆる
腕力的基督教
(
マスキュラークリスチャニーチー
)
を主張したものがあった。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
柔弱(にゅうじゃく)の例文をもっと
(16作品)
見る
にうじやく
(逆引き)
その子の某は學者で
柔弱
(
にうじやく
)
で、敵討も果し合ひも出來ず一族は皆んな退轉してしまつたが、殿樣もことの外惜んで居られると言ふことだ
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
柔弱(にうじやく)の例文をもっと
(5作品)
見る
かよわ
(逆引き)
その貴婦人はやはり前に見たごとく三尺四方の厚い
首枷
(
くびかせ
)
を
箝
(
は
)
められて居る。その首枷が
柔弱
(
かよわ
)
い貴婦人の肩を押え付けていかにも苦しそうに見えて居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
柔弱(かよわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
てぬる
(逆引き)
マーキュ おゝ、
柔弱
(
てぬる
)
い、
不面目
(
ふめんもく
)
な、
卑劣
(
ひれつ
)
な
降參
(
かうさん
)
!
此上
(
このうへ
)
は
劍
(
けん
)
あるのみぢゃ。(劍を拔く)。チッバルト、いやさ、
猫王
(
ねこまた
)
どの、お
往
(
ゆ
)
きゃらうか?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
柔弱(てぬる)の例文をもっと
(1作品)
見る
にうじゃく
(逆引き)
おゝ、ヂュリエット、
卿
(
おまひ
)
の
艶麗
(
あてやか
)
さが
俺
(
おれ
)
を
柔弱
(
にうじゃく
)
にならせて、
日頃
(
ひごろ
)
鍛
(
きた
)
うておいた
勇氣
(
ゆうき
)
の
鋒
(
きっさき
)
が
鈍
(
にぶ
)
ってしまうた。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
柔弱(にうじゃく)の例文をもっと
(1作品)
見る
にやけ
(逆引き)
とかく
柔弱
(
にやけ
)
たがる金縁の眼鏡も
厭味
(
いやみ
)
に見えず、男の眼にも男らしい男振りであるから、遊女なぞにはわけて好かれそうである。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
柔弱(にやけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
やわ
(逆引き)
まだ角も生えねえ
柔弱
(
やわ
)
な奴でしたが、親の恨みは通うものか、朝は早くから野山羊と角押しする、郵便配達を追いかけるワ、
橄欖
(
かんらん
)
畑を蹴散らすワ、一心に修業に心を打ち込む有様というものは
ノンシャラン道中記:06 乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
柔弱(やわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
柔
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
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