“此上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
このうへ50.0%
このうえ34.6%
こよ15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいはひ非常ひじやうなる同情どうじやう好意かういもつて一億圓おくゑんのクレデイツトの設定せつていをすることが出來できたことは、日本にほん財界ざいかいつて此上このうへもなき次第しだいである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
道徳的には此上このうえもなく評判の悪い男でしたが、彼がその性格において、田舎いなか源氏の光氏であり、一代男の世之介よのすけであればあるほど
ことのほかりが固いが、細工がきくところから、これを丑紅珊瑚と呼んで、好事こうずな女たちのあいだに此上こよなく珍重されていた。