“次第”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しだい70.4%
わけ21.8%
しでえ3.9%
しでい1.1%
ついで1.1%
だん/″\0.6%
つぎて0.6%
スだい0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茨や葛の中にふみ込んでも、方向に迷っても、森が唸っても、一々鏡に照らして難をさけ、次第に山の中ほどまで登って参りました。
夢の卵 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「承知しました。今度の日曜に行って出来るけ早く切り上げさせましょう。一日でも早ければそれ丈け伯母さんの顔が立つ次第です」
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
だが手前たちがどんなの連中か己は知ってる。現なまを船に積み込み次第、己は島で奴らをやっつけねばなるめえ。ねえやり方さ。
人には云えねえが、時節次第で少くも本所半分はが地面にしべいと思うのだ、そうはいくめえが棒程願って針程叶えだから、くやるべいや
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼は晴ればれした心持で、可愛い連れの身繕いを手ってやったり、羽根をしごく次第に一寸強く引っぱって見たり、擽って見たりした。
一条の縄 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
其うち物価次第高くなり、お秀三人のは益々困難に成って来た。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ここに山部小楯針間の國のさされし時に、その國の人民名は志自牟が新室に到りてしき。ここにげて酒なるに、次第をもちてみな儛ひき。
揉み療治按摩は定雇い、給仕の女は痩せたの肥ったのお好み次第別嬪ばかり、物は試スにござりますゆえ、いかがでござります。されたと思うて御泊りなされませ。エエいかがでござります