“次第”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しだい78.6%
わけ12.4%
しでえ4.1%
しでい1.4%
ついで1.4%
だん/″\0.7%
つぎて0.7%
スだい0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“次第”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸12.9%
哲学 > 東洋思想 > 日本思想3.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
——むね引緊ひきしめ、そであはせて、ゐすくむと、や、や、次第しだい大風おほかぜれせまる。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
次第しだいみなみきた兩極りようきよくちかづくにしたがつて、くさすくなくなり
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
晃 これか、谷底にめばといって、大蛇うわばみに呑まれた次第わけではない、こいつは仮髪かつらだ。(脱いで棄てる。)
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……その次第わけは「島津は近頃浮気をして、余所よそおんなと、ここで逢曳あいびきをするらしい。」……
山吹 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
旦那に逢ってう云いねえ、泥坊に奪られて誠に面目次第しでえもござえやせん、全く奪られたにちげえ有りやせんて、え
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
長「あいよ………あいよ……誠にうもカラどうも面目次第しでえもごぜえやせんで、んともはや、何うも、はア後悔こうけえしやした」
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
人には云えねえが、時節次第しでいで少くも本所半分はおれが地面にしべいと思うのだ、そうはいくめえが棒程願って針程叶えだから
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
お組屋敷のおかしらに届けやんしたら、お頭も段々次第しでいを聞き、大きに感心なことだ、往来の者の仕合しあわせで、決して咎めねえから早々さっさと敷くがいと
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼は晴ればれした心持で、可愛い連れの身繕いを手(ママ)ってやったり、羽根をしごく次第ついでに一寸強く引っぱって見たり、擽って見たりした。
一条の縄 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
『婦人公論』を出た次第ついでにかって来る。
其うち物価もの次第だん/″\高くなり、お秀三人のくらしは益々困難に成って来た。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ここにさかりうたげて酒なかばなるに、次第つぎてをもちてみな儛ひき。
「いえいえ、同ズことならわたくス共の方がよろしゅうござります。揉み療治按摩は定雇じょうやとい、給仕きゅうズの女は痩せたの肥ったのお好み次第スだい別嬪べっぴんばかり、物は試スにござりますゆえ、いかがでござります。だまされたと思うて御泊りなされませ。エエいかがでござります」