“面目次第”の読み方と例文
読み方割合
めんぼくしだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面目次第めんぼくしだいもござんせぬが、にいさんは、おたからしいばっかりに、かえってたのだと、自分じぶんくちからいってでござんす」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
はあア誠に面目次第めんぼくしだいもない、おまへつぎやうとは知らず、誠にまない……。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「どうも面目次第めんぼくしだいもないことですが」と学士はまず頭をいて「何時頃だったか存じませぬが、研究室のベッドに寝ていた私は、ガタリというかなり高い物音に不図ふと眼をさましてみますと、 ...
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)