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めんぼくしだい
ふりがな文庫
“
面目次第
(
めんぼくしだい
)” の例文
「
面目次第
(
めんぼくしだい
)
もござんせぬが、
兄
(
にい
)
さんは、お
宝
(
たから
)
が
欲
(
ほ
)
しいばっかりに、
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
たのだと、
自分
(
じぶん
)
の
口
(
くち
)
からいってでござんす」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
はあア誠に
面目次第
(
めんぼくしだい
)
もない、お
前
(
まへ
)
が
次
(
つぎ
)
の
間
(
ま
)
に
居
(
ゐ
)
やうとは知らず、誠に
済
(
す
)
まない……。
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「どうも
面目次第
(
めんぼくしだい
)
もないことですが」と学士はまず頭を
掻
(
か
)
いて「何時頃だったか存じませぬが、研究室のベッドに寝ていた私は、ガタリというかなり高い物音に
不図
(
ふと
)
眼を
醒
(
さま
)
してみますと、 ...
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「
乃木大将
(
のぎたいしょう
)
に済まない。実に
面目次第
(
めんぼくしだい
)
がない。いえ私もすぐお
後
(
あと
)
から」
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「……
面目次第
(
めんぼくしだい
)
もございませぬ。が、何はともあれ、この御書面を」
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「いや、
噂
(
うわさ
)
はかねて
聞
(
き
)
いておったが、
眼
(
め
)
で
見
(
み
)
たのは
今
(
いま
)
が
初
(
はじ
)
めて。まことにはや。
面目次第
(
めんぼくしだい
)
もござりませぬて」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「
面目次第
(
めんぼくしだい
)
もござりませぬ。——でもまァ、ようおいでで。——」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
次
常用漢字
小3
部首:⽋
6画
第
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
“面目”で始まる語句
面目
面目玉
面目無
面目無気
面目至極
面目不過之