“面目無”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めんぼくな40.0%
めんぼくなく20.0%
めんぼくの20.0%
めんもくない20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アンドレイ、エヒミチはぜに勘定かんぢやうして、五百ゑん無言むごんともわたしたのである。ミハイル、アウエリヤヌヰチは眞赤まつかになつて、面目無めんぼくないやうな、おこつたやうなふうで。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
新「困るね、えゝ、おい師匠何うしたんだ、冗談じゃアねえ、顔から火が出たぜ、生娘きむすめのうぶな彼様あんな事を云って、面目無めんぼくなくって居られやアしない」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
有「旦那のように然う小言を云わずにおくんなさるだけ、一倍面目無めんぼくのうござえます」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今迄は無沙汰したのが面目無めんもくない何と御見舞言たものやらと、獨言引出したとたんがら/\と淺草の市歸いちかへりか勢よく五六臺、前後して通ぬけぬ。
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)