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眞赤
読み方 | 割合 |
まつか | 93.9% |
まっか | 3.0% |
まツか | 3.0% |
鯛の
子はくやしくつて
火のやうに
眞赤になりました。けれどまた
怖くつて、
氷のやうに
硬ばつてぶるぶる、ふるえてをりました。
ヂュリ
夜といふ
假面を
附けてゐればこそ、でなくば
恥かしさに
此頬が
眞赤にならう、
今宵言うたことをついお
前に
聽かれたゆゑ。
その
瑣細な
道理と
云ふのは
例へば、
眞赤に
燒けた
火箸を
長い
間持つてると
火傷するとか、
又は
指を
小刀で
極深く
切ると
何時でも
血が
出るとか
云ふことです。