“眞物”の読み方と例文
新字:真物
読み方割合
ほんもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところで、あの二人の女の何方が眞物(ほんもの)かわかれば、自然主人を毒害した下手人もわかるだらう、——お前は何方が僞物(にせもの)だと思ふ?」
一本も眞物(ほんもの)と云ふものが含まれてなかつたのでせう? どうして悉くが贋物だつたのでせう? 運命でせうか? そして何故また君がそれを
奇病患者 (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
眞物(ほんもの)ぞと呼びつゝ、人々拾ひ取りて勿體なき事かな、盜人などに取られ給はゞいかにし給ふといふ。われ。貨物(しろもの)はそれ丈なり。疾(と)く我命を取り給へ。生甲斐なき身なれば毫(すこ)しも惜しとはおもはず。甲。