“まつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マツカ
語句割合
眞赤35.9%
真赤28.2%
真紅21.8%
眞紅9.0%
真赧1.3%
松賀1.3%
眞赧1.3%
真向1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やあだ。しい石灰だ。だ。三階があるぜ、浴衣ばかしの土用干か、夜具眞赤な、棧橋突立つてら。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
山内は顔を真赤にして会釈して、不即不離の間隔をとつて、いかにも窮屈らしい足調で、十間許り前方をチヨコ/\と歩いた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「三八七番、この真紅は何だ。」「それは私の顔で御座います。」「何で描いた。」「水蜜桃の腐れたので描きました。」
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
眞紅な奴が枝も裂けさうになつてるのへ、眞先に僕が木登りして、漸々手が林檎に屆く所まで登つた時「誰だ」つてノソ/\出て來たのは、そら、あの畑番の六助爺だよ。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
其辺の軒下や繁みのなかからは、内証話や、接吻に夢中になつてゐた雀や山鳩やが慌てて真赧な顔をして飛び出した。
そして検校の眼が見えないばかりに真赧になつた顔を見られずに済む事も出来る。
このあたり裏道けて、松村小松松賀町——松賀も、鶴賀なまるにはばないが、町々もふさはしい、小揚連中住居ひ、それ、問屋向番頭手代、もうそれ不心得なのが
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
厄介な、不注意な子だこと! そして、何をしてゐるの? すつかり眞赧になつてまるでおいたをしようとしてゐたやうぢやないの? 窓をけて、何をするつもりだつたの?」
老人は大変不機嫌で、僕を振り向くと真向うから云ふのだ。
南京六月祭 (新字旧仮名) / 犬養健(著)