“町々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まち/\53.3%
まちまち40.0%
チヤウ/\6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶴賀つるかよこなまるにはおよばないが、町々まち/\もふさはしい、小揚連中こあげれんぢう住居すまひそろひ、それ
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ればそのころは、町々まち/\辻々つじ/\を、彼方あつちからも、いなだ一まい此方こつちからも、いなだ一まい
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
神樂囃子かぐらばやし踊屋臺をどりやたい町々まち/\山車だしかざり、つくりもの、人形にんぎやう、いけばな
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
けると、くれなゐほしながるゝやうに、町々まち/\行燈あんどんつじ萬燈まんどう
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
りくはうると、いつしかふねみなと目近まぢかすゝんで、桑港さうかう町々まち/\はついはなさきえる。
検疫と荷物検査 (新字旧仮名) / 杉村楚人冠(著)
つきひかりが、しっとりと絹糸きぬいとのように、そらしたみなと町々まちまち屋根やねらしています。
港に着いた黒んぼ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのほうにはみだれた黒雲くろくもがものすごくれさがって、町々まちまちが、そのくものすそにつつまれようとしていました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
まことなんじらにぐ、なんじらイスラエルの町々まちまちめぐつくさぬうちにひときたるべし。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
くるから、あねは、狂人きちがいのようになって、すはだしでみなと町々まちまちあるいて、おとうとさがしました。
港に着いた黒んぼ (新字新仮名) / 小川未明(著)
その二かいから、ガラスまどをとおして、したほうにはるかの町々まちまちまでが、さながら波濤はとうのつづくごとくながめられました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
ヌ 一人持ち提灯 額の下、第一の緯木ヌキの上下に、直角にさした腕木の間に吊るので、此提灯を始め、提灯といふ提灯は皆、町々チヤウ/\の紋を描く定めである。
だいがくの研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)