“町々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まち/\50.0%
まちまち43.8%
チヤウ/\6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神樂囃子かぐらばやし踊屋臺をどりやたい町々まち/\山車だしかざり、つくりもの、人形にんぎやう、いけばな造花ざうくわは、さくら牡丹ぼたんふぢ、つゝじ。いけばなは、あやめ、姫百合ひめゆり青楓あをかへで
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それには、すこしでもたくさんってゆくほうがもうかりますから、おとこは、根気こんきよくさびしい北国ほっこく町々まちまちあるいていました。
宝石商 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ヌ 一人持ち提灯 額の下、第一の緯木ヌキの上下に、直角にさした腕木の間に吊るので、此提灯を始め、提灯といふ提灯は皆、町々チヤウ/\の紋を描く定めである。
だいがくの研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)