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『祭のこと』
ふりがな文庫
『
祭のこと
(
まつりのこと
)
』
いまも中六番町の魚屋へ行つて歸つた、家内の話だが、其家の女房が負ぶをして居る、誕生を濟ましたばかりの嬰兒に「みいちやん、お祭は、——お祭は。」と聞くと、小指の先ほどな、小さな鼻を撮んぢやあ、莞爾々々、鼻を撮んぢやあ莞爾々々する。 山王樣のお …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
所
(
じよ
)
負
(
おん
)
龍頭
(
りうとう
)
微
(
ほのか
)
上
(
うへ
)
側
(
がは
)
彼方
(
あつち
)
潮
(
しほ
)
前
(
まへ
)
大通
(
おほどほ
)
漸
(
やつ
)
紅
(
くれなゐ
)
此方
(
こつち
)
入
(
いり
)
方
(
はう
)
揃
(
そろひ
)
衆
(
しゆ
)
向
(
むき
)
銃口
(
すぐち
)
鈴
(
すゞ
)
小
(
ちひ
)
町
(
ちやう
)
熾
(
おこ
)
煩
(
わづら
)
灯
(
ともしび
)
今日
(
けふ
)
鮪
(
あか
)
素裸
(
すつぱだか
)
日中
(
につちう
)
斜
(
なゝめ
)
敵
(
てき
)
頂
(
いたゞ
)
面
(
めん
)
包
(
つゝ
)
青楓
(
あをかへで
)
地
(
つち
)
女房
(
かみさん
)
張替
(
はりか
)
引掛
(
ひつか
)
起
(
おこ
)
居
(
ゐ
)
造花
(
ざうくわ
)
𤏋
(
ぱつ
)
甘
(
あま
)
申
(
まを
)
癒
(
い
)
相應
(
ふさは
)
祭
(
まつり
)
筋
(
すぢ
)
氣競
(
きほひ
)
毛氈
(
まうせん
)
納涼
(
すゞみ
)
横町
(
よこちやう
)
暗
(
やみ
)
花
(
ばな
)
芳原
(
よしはら
)
若
(
わか
)
落
(
おと
)
葡萄
(
ぶだう
)
藤
(
ふぢ
)
提灯
(
ちやうちん
)
行
(
い
)
掘下
(
ほりさが
)
据
(
すわ
)
打
(
う
)
親類
(
しんるゐ
)
角
(
かど
)
誕生
(
たんじやう
)
心持
(
こゝろもち
)
彳
(
たゝず
)
張替
(
はりかへ
)
引張
(
ひつぱ
)
起
(
お
)
輝
(
かゞや
)
返
(
かへ
)
鷄
(
にはとり
)
千本
(
せんぼん
)
供
(
そな
)
青
(
あを
)
鳳凰
(
ほうわう
)
人形
(
にんぎやう
)
向
(
むか
)
出
(
だ
)
傾
(
かたむ
)
颯
(
さつ
)
陣取
(
ぢんど
)
其
(
そ
)
飾
(
かざり
)
鷁首
(
げきしゆ
)
地震
(
なゐ
)
中
(
なか
)
銚子
(
てうし
)
女房
(
にようばう
)
先
(
さき
)
重
(
かさ
)
定
(
きま
)
遠
(
とほ
)
大波
(
おほなみ
)
下
(
くだ
)
丁
(
ちやう
)