“彳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たたず77.6%
たゝず19.0%
2.0%
たたずん0.7%
たゝ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“彳”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲3.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.6%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ここに葛木に物語られつつある清葉は、町を隔て、屋根を隔てて、かしこにただ一人、水に臨んで欄干にもたれてたたずむ。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(と銀の竪琴をかき鳴らす)この銀の音を聞く時は、(凄惨たる音調と、命令的の口調)雄獅子も眠り砂漠の月も空にたたずむ。
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
他の一匹はおくみがこちらにたゝずんでゐるのを見ると、柵の側まで歩いて来て、頭を出してぢつとこちらを見てゐるのであつた。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
襖のかげにたゝずんで、袖口で眼をふいてゐた母が、思ひ迫つたやうにみよ子に囁いた。みよ子はなぜかぞつとしてふるへた。
父の帰宅 (新字旧仮名) / 小寺菊子(著)
ところが、陳列人形を仔細にながめながら、わたしのちつくしたのは、ペルシャ猫の一対をあしらつた、モォラン張りの⦅花合戦⦆である。
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
日は亭午。——翼のごとく汝の双手をひらけ。而して、て。希臘十字にかげをかむ。
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
ここでもやや少時待たされた。室内をあっちこっち歩く靴の音を聞きながらたたずんでいると、扉が内からさっと開いて、吉岡五郎氏の美しい姿が燈を背にしてすらりと立っていた。
情鬼 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
くるまわきたゝずんで、はるたけなはに
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)