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『希臘十字』
ふりがな文庫
『
希臘十字
(
ぎりしゃじゅうじ
)
』
「——宇宙は、単にタアオラの殻にすぎない」(ゴオガン) 一と夜。あらしの怒号が落ちてきた。 この湖中に、一隻の汽船が沈められた。 朝。わたしは見た。マストだけが湖面に二つの手をさしあげてゐる。それは、わたしの双の手に肖て、空な足掻きを仕つく …
著者
高祖保
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「希臘十字」椎の木社、1933(昭和8)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
心
(
エスプリ
)
爾
(
きみ
)
衣裳
(
コスチウム
)
頭
(
づ
)
空
(
あだ
)
心配
(
こゝろづかい
)
旅宿
(
イン
)
陰
(
みほと
)
曰
(
のたまは
)
菩提
(
リンデン
)
身装
(
みごしらへ
)
凍
(
こゞ
)
威
(
いか
)
榛
(
はりのき
)
転生
(
パリンゼネシス
)
亭
(
たか
)
燈火
(
あかし
)
蠧
(
むしば
)
伐
(
ほこ
)
凍
(
し
)
天
(
そら
)
猪首
(
しゝくび
)
眼鏡
(
がらがら
)
薄暮
(
かはたれ
)
針
(
ピン
)
巻雲
(
サアラス
)
彳
(
た
)
悪戯
(
いたづら
)
梢
(
うれ
)
槓桿
(
ボオル
)
海燕
(
ひとで
)
演出
(
だしもの
)
白日
(
ひる
)
一日
(
ひとひ
)
候
(
そろ
)
夜
(
よる
)
妻
(
さい
)
孟
(
う
)
引奪
(
ひつたく
)
拉
(
ひし
)
柔手
(
やわで
)
殺戮
(
たたかひ
)
氷
(
こほり
)
漫画
(
カアツーン
)
眼
(
まなこ
)
祈祷
(
いのり
)
科
(
しぐさ
)
等閑
(
なほざり
)
粉
(
こな
)
翔
(
かけ
)
蜜蜂
(
すがる
)
裏
(
うち
)
訪
(
と
)
迂愚
(
おろか
)
錫
(
すゞ
)
錻力
(
ぶりき
)
鐶
(
くわん
)
陥穽
(
おとしあな
)
零落
(
おちぶ
)
風波
(
しけ
)
魚族
(
うろくづ
)
鵲
(
かさゝぎ
)
亜孟
(
アメン
)
佝僂
(
せむし
)
像
(
すがた
)
化仏
(
けぶつ
)
喝
(
かつ
)
噯
(
おくび
)
声色
(
こわいろ
)
女狐
(
めぎつね
)
孤
(
ひと
)
撥鏤
(
ばちる
)
攀
(
よ
)
斑鳩
(
いかるが
)
旋
(
めぐ
)
旦暮
(
あけくれ
)
曳
(
ひ
)
朱
(
あけ
)
梳
(
す
)
検挙
(
あげ
)
槲橛
(
ははのき
)
水脈
(
みを
)
油
(
あぶら
)
泪
(
なみだ
)
涵
(
ひた
)
湖
(
うみ
)
熟睡
(
うまい
)
甎
(
せん
)
祭堞
(
パテース
)
翅
(
はね
)
翻波
(
ほんぱ
)
萵苣
(
ちさ
)
薦枕
(
こもまくら
)
蜆蝶
(
しゞみてふ
)
蝶鉸
(
てふつがい
)
螽
(
いなご
)
術
(
すべ
)
詞
(
ことば
)
酢模
(
すかんぽ
)
錘
(
おもり
)