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陥穽
ふりがな文庫
“陥穽”のいろいろな読み方と例文
旧字:
陷穽
読み方
割合
かんせい
51.0%
おとしあな
39.4%
わな
7.7%
あな
1.0%
おとしなな
1.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんせい
(逆引き)
ガヤガヤと物をいう。非難攻撃、
陥穽
(
かんせい
)
迫害! ……が、わしは恐れない! わしは力でやっつける! 一人の力で、もっぱらに
政
(
や
)
る!
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
陥穽(かんせい)の例文をもっと
(50作品+)
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おとしあな
(逆引き)
さっきから言うとおり、須弥壇の下に、設けの
陥穽
(
おとしあな
)
が、お前さんを待って、口を開けていますからね——なあに、怖いことはない。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
陥穽(おとしあな)の例文をもっと
(41作品)
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わな
(逆引き)
『まあって云った処で、
愚図々々
(
ぐずぐず
)
していて
陥穽
(
わな
)
に落ちちゃあつまらない。そろそろ退却するかな。さあ、金太郎君いらっしゃい』
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
陥穽(わな)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
あな
(逆引き)
そこはある半羊神が百万の富者になり卑しいチュルカレーがプリアプ神になったという話しにふさわしい、
淫猥
(
いんわい
)
な
陥穽
(
あな
)
だった。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
陥穽(あな)の例文をもっと
(1作品)
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おとしなな
(逆引き)
ここの造園家は夜の人間の眼まで考えて樹を植えたのだと、急に矢代は幾重にも落し込む
陥穽
(
おとしなな
)
を見る思いで腹立たしくさえなって来た。
旅愁
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
陥穽(おとしなな)の例文をもっと
(1作品)
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“陥穽”の意味
《名詞》
落とし穴。
人を陥れる計略。
(出典:Wiktionary)
“陥穽(落とし穴)”の解説
落とし穴(おとしあな)は、罠の一種である。陥穽(かんせい)とも言う。地面に穴を掘ってそれを隠蔽し、穴の上を通ろうとする動物を落とそうとするものである。その有り様から転じて、他者を陥れる策略なども「落とし穴」「陥穽」と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
陥
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
穽
漢検1級
部首:⽳
9画
“陥穽”の関連語
陥穴
“陥”で始まる語句
陥
陥落
陥入
陥没
陥込
陥欠
陥阱
陥擠
陥滅
陥隔
“陥穽”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
吉川英治
三上於菟吉
徳冨蘆花
中里介山
江戸川乱歩
小山清
橘外男
有島武郎
魯迅