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陥没
ふりがな文庫
“陥没”のいろいろな読み方と例文
旧字:
陷沒
読み方
割合
かんぼつ
64.3%
おちい
7.1%
おちこ
7.1%
おっこ
7.1%
はま
7.1%
ぶちはま
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぼつ
(逆引き)
周瑜は仰天して、駒を引っ返そうとしたが、あとから盲目的に突入してきた味方にもまれ、うろうろしているうちに、足下の大地が一丈も
陥没
(
かんぼつ
)
した。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陥没(かんぼつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
おちい
(逆引き)
旧
(
ふる
)
い小泉の家を
支
(
ささ
)
えようとしている実が、
幾度
(
いくたび
)
か同じ
蹉跌
(
つまずき
)
を繰返して、その度に暗いところへ
陥没
(
おちい
)
って行く
径路
(
みちすじ
)
は、ありありと彼の胸に浮んで来た。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
陥没(おちい)の例文をもっと
(1作品)
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おちこ
(逆引き)
眺めていた路傍の草の色は妙に彼の眼に
浸
(
し
)
みた。
最早
(
もはや
)
彼は俥と自分との間にある
可成
(
かなり
)
な隔りを見ることが出来た。深く
陥没
(
おちこ
)
んだ地勢に添うて折れ曲って行っている一筋の細い道が見える。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
陥没(おちこ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
おっこ
(逆引き)
「人間に二通りある——一方の人はじりじり年をとる。
他方
(
かたいっぽ
)
の人は長い間若くていて急にドシンと
陥没
(
おっこ
)
ちる」
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
陥没(おっこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はま
(逆引き)
『
宜
(
よろ
)
しい、
私
(
わたし
)
は
今
(
いま
)
は
実
(
じつ
)
以
(
もっ
)
て
二
(
にっ
)
ちも
三
(
さっ
)
ちも
行
(
ゆ
)
かん
輪索
(
わな
)
に
陥没
(
はま
)
ってしまったのです。もう
万事休矣
(
おしまい
)
です
覚悟
(
かくご
)
はしています。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
陥没(はま)の例文をもっと
(1作品)
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ぶちはま
(逆引き)
七年
以来
(
このかた
)
手紙も
来
(
こ
)
ねえからひょっと船でも
顛覆
(
ひっくりか
)
えって海の中へ
陥没
(
ぶちはま
)
ってしまったか、又は沢山金を持って居りやしたから、泥坊に金を
奪
(
と
)
られたのではないかと、出た日を命日と思っていたが
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
陥没(ぶちはま)の例文をもっと
(1作品)
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“陥没”の意味
《名詞》
陥 没(かんぼつ)
何らかの原因により地面や身体などの表面が落ち込むこと。
(出典:Wiktionary)
陥
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
没
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“陥没”で始まる語句
陥没地
陥没地震
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岡本綺堂