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蹉跌
ふりがな文庫
“蹉跌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さてつ
88.1%
つまずき
4.5%
すべら
3.0%
すべらかす
3.0%
つまづき
1.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてつ
(逆引き)
日露戦争に於ける日本の大勝利に依って
刺戟
(
しげき
)
されて得たこの周さんの発見は、あのひとの医学救国の思想に深い
蹉跌
(
さてつ
)
を与え、やがて
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
蹉跌(さてつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つまずき
(逆引き)
一生の身の
蹉跌
(
つまずき
)
から、実は弟達に
逢
(
あ
)
うことを遠慮するような人である。未だ森彦には一度も逢わずにいる。三吉に逢うのは
漸
(
ようや
)
く二度目である。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
蹉跌(つまずき)の例文をもっと
(3作品)
見る
すべら
(逆引き)
かやうの所いづかたにもあるゆゑに
下踏
(
げた
)
の
歯
(
は
)
に
釘
(
くぎ
)
をならべ
打
(
うち
)
て
蹉跌
(
すべら
)
ざる
為
(
ため
)
とす。
唐土
(
もろこし
)
にては是を
欙
(
るゐ
)
とて山にのぼるにすべらざる
履
(
はきもの
)
とす、
欙
(
るゐ
)
和訓
(
わくん
)
カンジキとあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蹉跌(すべら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
すべらかす
(逆引き)
さて下に三把を
並
(
なら
)
べ、中には二把、
上
(
うへ
)
には一把、これを
縄
(
なは
)
にて強く
縛
(
くゝ
)
し
麓
(
ふもと
)
に
臨
(
のぞん
)
で
蹉跌
(
すべらかす
)
に、
凍
(
こほり
)
たる雪の上なれば幾百丈の高も
一瞬
(
まばたき
)
の
間
(
ま
)
にふもとにいたるを
輴
(
そり
)
にのせて
引
(
ひき
)
かへる。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蹉跌(すべらかす)の例文をもっと
(2作品)
見る
つまづき
(逆引き)
それだから
彼等
(
かれら
)
は
他
(
た
)
の
蹉跌
(
つまづき
)
を
見
(
み
)
ると
其
(
その
)
僻
(
ひが
)
んだ
心
(
こゝろ
)
の
中
(
うち
)
に
竊
(
ひそか
)
に
痛快
(
つうくわい
)
を
感
(
かん
)
ぜざるを
得
(
え
)
ないのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
蹉跌(つまづき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蹉跌”の意味
《名詞》
蹉 跌 (さてつ、蹉、跌ともに「つまずく」の意。)
つまずくこと。
失態、失敗
(出典:Wiktionary)
蹉
漢検1級
部首:⾜
17画
跌
漢検1級
部首:⾜
12画
“蹉跌”の類義語
落胆
過失
粗相
頓挫
落度
過誤
過怠
“蹉”で始まる語句
蹉
蹉跎
蹉躓
蹉陀
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