“大蹉跌”の読み方と例文
読み方割合
だいさてつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折角、小野派の門に入って、二年近い間というもの、夢寐(むび)にも、修業の念を忘れずにきたのに、今ここで破門されては大望の上の大蹉跌(だいさてつ)、どこに再びこれ程の名師を求め得よう。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど弥四郎、助家らがいうていどの約言に、あまりな期待をもちすぎるのは兵略として、すこぶるあぶないことでもある。努めて抑止していなければ大蹉跌(だいさてつ)を見まいものでもない。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが長篠(ながしの)の大蹉跌(だいさてつ)を境にして、顕著となって来たことはいうまでもない。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)