“長篠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながしの93.8%
ナガシノ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉川、長篠ながしのの戦いなどの時からみると、こんどの甲州討入りは、まるでわが畑の物でも採りに行くような信長の落着きぶりであった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それも決してありえざることではない。参河みかわ長篠ながしの地方でおとらという狐にかれた者は、きっと信玄や山本勘助の話をする。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その行儀のうちに、鬼のへんべなるものをふむといふ事があつた。さう言ふ不思議な記憶が、長篠ナガシノの山口で育つた幼時の印象として残つてゐる、と初中終、早川さんから聞かされてゐたものです。