トップ
>
蹉跎
ふりがな文庫
“蹉跎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さた
44.4%
さだ
33.3%
あしすり
11.1%
あしず
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さた
(逆引き)
壮志
蹉跎
(
さた
)
行われずといえども、護国的精神、
敵愾
(
てきがい
)
的気象は、沸々として時勢の児の血管中に煮え
騰
(
あが
)
れり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
蹉跎(さた)の例文をもっと
(4作品)
見る
さだ
(逆引き)
蹉跎
(
さだ
)
ノ森にいた薩軍の陣屋で、そのとき、
喇叭
(
らっぱ
)
の音がきこえた。急に集合の令でも下ったのでか、
烏賊帽子
(
いかぼうし
)
の薩兵たちは
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蹉跎(さだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あしすり
(逆引き)
無念なりと
蹉跎
(
あしすり
)
なして
怒
(
いかり
)
給ひしが今更
詮方
(
せんかた
)
も無りしとぞ
假初
(
かりそめ
)
にも十五萬石にて播州姫路の城主たる
御身分
(
ごみぶん
)
が
素性
(
すじやう
)
もいまだ
慥
(
たしか
)
ならぬ天一坊に下座
有
(
あり
)
しは
殘念
(
ざんねん
)
と云も餘りあり天一坊は
流石
(
さすが
)
の
酒井家
(
さかゐけ
)
さへ下座されしと
態
(
わざ
)
と
言觸
(
いひふら
)
し其
威勢
(
ゐせい
)
濤
(
おほなみ
)
の如くなれば東海道筋にて誰一人爭ふ者はなく
揚々
(
やう/\
)
として下りけるは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蹉跎(あしすり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あしず
(逆引き)
心中の苦悶は非常なもので、俺の不愛想な仕草が少女を怒らせ、このまま漕去ッてしまったらどうしようと、
蹉跎
(
あしず
)
りせんばかりに焦立っていた。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
蹉跎(あしず)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹉
漢検1級
部首:⾜
17画
跎
漢検1級
部首:⾜
12画
“蹉”で始まる語句
蹉跌
蹉
蹉躓
蹉陀
“蹉跎”のふりがなが多い著者
吉野作造
徳富蘇峰
牧野富太郎
作者不詳
内田魯庵
久生十蘭
吉川英治
永井荷風
坂口安吾