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『湖畔』
ふりがな文庫
『
湖畔
(
こはん
)
』
この夏、拠処ない事情があって、箱根蘆ノ湖畔三ツ石の別荘で貴様の母を手にかけ、即日、東京検事局に自訴して出た。 審理の結果、精神耗弱と鑑定、不論罪の判決で放免されたが、その後、一ヵ月も経たぬうちに、端無くもまた刑の適用を受けねばならぬことにな …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝」1937(昭和12)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約49分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
いずく
)
端
(
はした
)
傷
(
いたわ
)
劣
(
ひけ
)
憑
(
つか
)
捩
(
もじ
)
翻
(
ひら
)
膝行
(
にじり
)
垂下
(
さげ
)
御寝
(
おしずまり
)
痴
(
たわけ
)
面
(
かお
)
昂
(
たかぶ
)
優
(
ま
)
夫人
(
おく
)
惹起
(
ひきお
)
蹉跎
(
あしず
)
骸
(
なきがら
)
仰言
(
おお
)
夫人
(
おくさま
)
嫋
(
しなや
)
尋
(
ひろ
)
愛
(
いと
)
狭
(
せ
)
紛
(
まご
)
解
(
げ
)
蹌踉
(
よろめ
)
左様
(
そう
)
忘恩
(
イングレート
)
怖
(
こわ
)
情
(
じょう
)
拙
(
まず
)
捲
(
まく
)
掌
(
て
)
書机
(
しょき
)
本色
(
ほんいろ
)
清々
(
せいせい
)
状師
(
じょうし
)
申述
(
しんじゅつ
)
瞑
(
つむ
)
科
(
しぐさ
)
聡
(
さか
)
脛
(
はぎ
)
腕車
(
わんしゃ
)
萌
(
も
)
詰
(
なじ
)
諄々
(
くどくど
)
迸出
(
へいしゅつ
)
逆上
(
のぼせ
)
一揖
(
いちゆう
)
三進
(
さっち
)
下司
(
げす
)
下屋
(
しもや
)
不味
(
まず
)
二進
(
にっち
)
件
(
くだん
)
俯向
(
うつむ
)
倫敦
(
ロンドン
)
傀儡
(
かいらい
)
内侍
(
ないし
)
冴々
(
さえざえ
)
凝滞
(
ぎょうたい
)
刻
(
とき
)
剥離
(
はくり
)
創痍
(
そうい
)
剽竊
(
ひょうせつ
)
勁抜
(
けいばつ
)
口合
(
くちあい
)
口措
(
くちお
)
商賈
(
しょうこ
)
噴出
(
ふきだ
)
囹圄
(
れいご
)
埓
(
らち
)
夢寐
(
むび
)
夤縁
(
いんえん
)
失敗
(
しくじ
)
奥様
(
おくさん
)
妬忌
(
とき
)
嫋婉
(
なよ
)
家傭
(
かよう
)
小袿
(
こうちぎ
)
峭崖
(
しょうがい
)
嵌入
(
かんにゅう
)
廉
(
かど
)
弓削
(
ゆげ
)
引擦
(
ひきず
)
引攣
(
ひきつ
)
怯懦
(
きょうだ
)
恤兵
(
じゅっぺい
)
悒々
(
ゆうゆう
)
愛眷
(
あいけん
)
慴伏
(
しょうふく
)
懐炉
(
かいろ
)
懶
(
ものう
)
戸外
(
そと
)
拠処
(
よんどころ
)
括枕
(
くくりまくら
)
拱
(
こまぬ
)
捏造
(
ねつぞう
)
操
(
あやつ
)