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冴々
ふりがな文庫
“冴々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さえざえ
78.9%
さえ/″\
15.8%
さえさえ
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さえざえ
(逆引き)
小腰をかがめて
媼
(
おうな
)
の
小舞
(
こまい
)
を舞うているのは、
冴々
(
さえざえ
)
した眼の、白い顔がすこし赤らみを含んで、汗ばんだ耳もとから
頬
(
ほお
)
へ、頬から
頸
(
くび
)
の
大橋須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
冴々(さえざえ)の例文をもっと
(15作品)
見る
さえ/″\
(逆引き)
三四郎は新らしい四角な帽子を
被
(
かぶ
)
つてゐる。此帽子を
被
(
かぶ
)
つて病院に行けるのが
一寸
(
ちよつと
)
得意である。
冴々
(
さえ/″\
)
しい顔をして野々宮君の
家
(
いへ
)
を出た。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
冴々(さえ/″\)の例文をもっと
(3作品)
見る
さえさえ
(逆引き)
夢の世を夢よりも
艶
(
あでやか
)
に
眺
(
なが
)
めしむる黒髪を、乱るるなと畳める
鬢
(
びん
)
の上には、
玉虫貝
(
たまむしかい
)
を
冴々
(
さえさえ
)
と
菫
(
すみれ
)
に刻んで、細き
金脚
(
きんあし
)
にはっしと打ち込んでいる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
冴々(さえさえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
冴
漢検準1級
部首:⼎
7画
々
3画
“冴”で始まる語句
冴
冴渡
冴返
冴切
“冴々”のふりがなが多い著者
丘丘十郎
夏目漱石
長谷川時雨
幸田露伴
北原白秋
泉鏡花
海野十三
久生十蘭
吉川英治
田山花袋