“媼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうな40.8%
ばあ26.1%
ばば8.5%
ばあや4.2%
うば3.5%
ばばあ3.5%
オムナ2.1%
おば2.1%
をうな2.1%
おむな1.4%
1.4%
をば1.4%
ばゝ0.7%
ばゝあ0.7%
ばゞ0.7%
ばゞあ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小腰をかがめて小舞を舞うているのは、冴々した眼の、白い顔がすこし赤らみを含んで、汗ばんだ耳もとからへ、頬から
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
さん、さんがあった、その媼さんが、刎橋を渡り、露地を抜けて、食べものを運ぶ例で、門へは一廻り面倒だと、裏の垣根から
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
万作は「のう。お光ちょうは変なだのう、久しゅう歌わねえからどうしたんべいと思ったら、ひょっくら歌い出したのう」
漁師の娘 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
呉侍御は不審に思って、を朱の家ヘやって探らした。媼は朱の家へ往って細君の顔を一眼見て、駭いて帰ってきて呉侍御に告げた。
陸判 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
が、孫八のは、その秋田辺のいわゆる(おかみん)ではない。越後路から流漂した、その頃は色白な年増であった。呼込んだ孫八が、九郎判官は恐れ多い。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
片手で袖をんだ時、布子の裾のこわばった尖端がくるりとねて、の尻が片隅へ暗くかくれた。の火は、炎を潜めて、一時に皆消えた。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
荒々しい聲と一しよに、立つて、表戸と直角になつた草壁の蔀戸をつきあげたのは、當麻語部である。北側に當るらしい其外側は、牕を壓するばかり、篠竹が繁つて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
大安楽寺の門前までゆくと、文字焼やのおばさんと、ほおずきやのさんが声をかける。下足のお爺さんは、待っていたようにけおろしてくれる。
萱刈りやめはうたふ日ののどかなんとその眼のうれしさうなる
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
藤原南家にも、常々、此年よりとおなじやうなが出入りして居た。郎女たちの居る女部屋までも、何時もづか/\這入つて来て、憚りなく物語つた。あの中臣志斐媼——。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さんが突掛け草履で、片手を懐に、小楊枝を襟先へ揉挿しながら、いけぞんざいに炭取をいで出て、敷居越に立ったなり、汚点のある額越しに、じろりと
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
およし六騎がながれ、我が乳母、そのかの一人。笛鳴るに太鼓とよむに、水祭また御ぜよ、舟よしと、さて棹さしぬ。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
抵当に入れた馬小屋見たよな家は、金主からつ立てられる、到頭村で建てて呉れた自分の息子の石碑の横で、夫婦が首をつて終ひましたよ、情死だなんて、な笑ひましたが、其時も
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
洗濯にて、
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
へえ、是れは何方とも云えない、困ったねえ…じゃア斯うしましょう、がの何卒お頼ん申します、私がお嬢さまの代りに奉公にりまして、私が其の給金を取りますから、お薬を
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)