“媼(オウナ)” の例文
初めに、滋賀津彦のよみがえりの場合と、郎女の魂呼(タマヨバ)いの場面とが出て来る。この二節を読んだだけで、もう語部(カタリベ)の媼(オウナ)のいた時代の当麻(タギマ)の里に、読者は引き入れられてしまう。
『死者の書』 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)