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姥
ふりがな文庫
“姥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うば
77.8%
ばあ
6.3%
ウバ
4.8%
おうな
4.8%
ばば
3.2%
おばば
1.6%
おんば
1.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うば
(逆引き)
酒は
刀自
(
とじ
)
の管理に属し、これを
醸
(
かも
)
す者もまた
姥
(
うば
)
であったことを考えると、彼らの手で分配するのが正式であったことはうなずかれる。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
姥(うば)の例文をもっと
(49作品)
見る
ばあ
(逆引き)
むかし
王羲之
(
わうぎし
)
が
蕺山
(
しふざん
)
といふところに住んでゐた頃、近所に
団扇売
(
うちはうり
)
の
姥
(
ばあ
)
さんがゐた。六角の団扇で一寸洒落た恰好をしてゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
姥(ばあ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ウバ
(逆引き)
だが、さう言ふ物語りはあつても、それは唯、此里の
語部
(
カタリベ
)
の
姥
(
ウバ
)
の口に、さう傳へられてゐる、と言ふに過ぎぬ
古
(
フル
)
物語りであつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
姥(ウバ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
おうな
(逆引き)
西洋画写生の法を浮世絵の人物に施してよく成功せる点はむしろ北斎の上に出づといふも過賞にあらず(浅草観音堂内奉納の絵額に一ツ家の
姥
(
おうな
)
の図あり)
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
姥(おうな)の例文をもっと
(3作品)
見る
ばば
(逆引き)
ある年の秋の事とか、中将微服して山里に
猟
(
か
)
り暮らし、
姥
(
ばば
)
ひとり住む山小屋に渋茶一
碗
(
わん
)
所望しけるに、
姥
(
ばば
)
つくづくと中将の様子を見て
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
姥(ばば)の例文をもっと
(2作品)
見る
おばば
(逆引き)
姥
(
おばば
)
、あぶない、逃げな、あぶない! ……
盲人
(
めくら
)
が……竹の杖で……凄い腕だ! ……そいつが来るのだ!
姥
(
おばば
)
を
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
姥(おばば)の例文をもっと
(1作品)
見る
おんば
(逆引き)
「こりゃ、何よ、何だぜ、あのう、
己
(
おら
)
が嫁さんに
遣
(
や
)
ろうと思って、
姥
(
おんば
)
が店で買って来たんで、
旨
(
うま
)
そうだから、しょこなめたい。たった一ツだな。みんな嫁さんに遣るんだぜ。」
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
姥(おんば)の例文をもっと
(1作品)
見る
姥
漢検準1級
部首:⼥
9画
“姥”の類義語
媼
老婆
老女
嫗
老婦
“姥”を含む語句
蠱物姥
山姥
姥子
姥石
姥捨
嫗山姥
姥子淵
姥桜
姥百合
古姥
姥口
姥鷺
姥捨山
姥目樫
姥神
幾姥
御姥子
阿姥
尉姥
家姥
...
“姥”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
柳田国男
中里介山
三上於菟吉
国枝史郎
作者不詳
南方熊楠
和辻哲郎
泉鏡花
正岡容