“姥捨山”の読み方と例文
読み方割合
うばすてやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのまま姥捨山うばすてやまのようなところに置き去りを食ったと知ったら、一時はかんかんに怒るだろうが、なあに今に俺が出世してやればそれで埋め合せはつく。——そうきまったら、急ごうぜ
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そういう老人はむしろ早く死んだ方がお互いに仕合せかも知れない。昔は信州の姥捨山うばすてやまに老人を捨てに行ったそうであるが、今日でも徒に厚顔年をぬすむ老人輩をばなんとか始末する必要もあろう。