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姥桜
ふりがな文庫
“姥桜”の読み方と例文
旧字:
姥櫻
読み方
割合
うばざくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うばざくら
(逆引き)
モウ四十に近い
姥桜
(
うばざくら
)
とは夢にも思えない豊満な、艶麗な姿を、婦人正風会の椅子に据えて、弁舌と文章に万丈の気を吐き始めた。
けむりを吐かぬ煙突
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
不意に隔ての
襖
(
ふすま
)
をあけて、スラリとそこへ立っているのは、今日は
姥桜
(
うばざくら
)
に水の滴るような
丸髷姿
(
まるまげすがた
)
のお絹でありました。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
何処やらにまだ
姥桜
(
うばざくら
)
の色香さえもあって、西洋人と云うものは幾つになっても若いものだと感心させたのに、そののち少しずつ気が弱くなり、記憶力が乏しくなり
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
姥桜(うばざくら)の例文をもっと
(7作品)
見る
姥
漢検準1級
部首:⼥
9画
桜
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
“姥”で始まる語句
姥
姥子
姥神
姥捨
姥石
姥鷺
姥百合
姥口
姥竹
姥子淵
“姥桜”のふりがなが多い著者
中里介山
谷崎潤一郎
正岡容
佐々木邦
夢野久作