“醸”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
かも95.2%
2.6%
つく1.3%
0.4%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただしずかにして居ったばかりでは単に無聊ぶりょうに苦しむというよりも、むしろ厭やな事などを考え出して終日不愉快な事をかもすようになる。
病牀苦語 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
而して彼等店主は其夜、館林警察署へ出頭して時ならぬ混雑をもせり。是れ亦た余が多くの口より同音に聞取したる所なり。
鉱毒飛沫 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
これは腐敗しかけてゐるのだ。これはちまけて、新しくつくり直すがよい。と、申しました。諸君、そもそも此の四聖の言葉は……
愚助大和尚 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
少彦名神になつて、皷をうち、歌をうたひ、舞ひの動作をくり返し、臼を廻り乍ら、米を噛んでは、み臼に吐き入れ/\して、人柄の転換して了ふほどにひ祝福して造られたのであつた。
「砂糖を入れないでもやっぱりきます。」
柳沢 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)