“釀”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
かも76.9%
19.2%
こしら3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして實際、途徹とてつもなく忙しい一日二日の後に、私達が自分でかもした混沌こんとんの中から段々と秩序を見附け出して來るのは樂しいことであつた。
また、吉野の白檮かし横臼よくすを作りて、その横臼に大御酒おほみきみて、その大御酒を獻る時に、口鼓くちつづみを撃ちわざをなして、歌ひて曰ひしく
はなさうわけがない屹度きつとお光さんの色香いろかに迷ひ私があれ程に言て置た事をも打忘れて自分じぶんから迷惑めいわくこしらへ私に相談も無い者だ夫と云も日頃から身のたしなみのわるい故とはややきかけし女房は可笑をかしくも又道理もつともなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)