愚助大和尚ぐすけだいおしょう
愚助は忘れん坊でありました。何を教へましても、直ぐ忘れてしまふので、お父様は愚助を馬鹿だと思ひ込んで、お寺の和尚さまに相談にまゐりました。すると和尚さまは、 「其の子は御飯を食べますか。」と、ききました。お父様は、 「はいはい、御飯は二人前 …
作品に特徴的な語句
おつ 復習おさらひ ほほ には 雪山せつさん あるひ おく 黄巾くわうきん 真白まつしろ 着換きがへ あは そね あぢは つく をの 明日あした 老子らうし そもそ 脊負しよ 茶碗ちやわん かか 釈迦しやか 恰好かつかう 活溌くわつぱつ 尚更なほさら 行詰ゆきつま わか 可笑をか だれ 画家ゑかき 和尚をしやう むち 馬鹿ばか わたし 斬殺きりころ 綴方つづりかた あく 老人としより なか 蒲団ふとん とら のぞ たれ もら 鄒邑すういふ うち 人達ひとたち 今朝けさ そば そば ぼく われ 呶鳴どな すわ つぼ 奈何いかん 孔子こうし よろ あが 愚助ぐすけ 或時あるとき いただ 指尖ゆびさき 支那しな なぐ ねこ こぶ