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指尖
ふりがな文庫
“指尖”の読み方と例文
読み方
割合
ゆびさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆびさき
(逆引き)
指尖
(
ゆびさき
)
ほどの小さな花ではあるが、光に透いて見える濃い紫が
如何
(
いか
)
にも鮮かで、じめじめした暗鬱な周囲に美しい調和を与えている。
松風の門
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「やれ、それでこっちも、安心した」と笑いくずれている間に、お綱は細い
指尖
(
ゆびさき
)
へ、
加留多
(
カルタ
)
の札を四、五枚取ってながめていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その一本のふくら
脛
(
はぎ
)
の膝から下に、むくむくと犬だか猫だか浅間しい毛が生えて、まだ女のままの
指尖
(
ゆびさき
)
が
獣
(
けもの
)
の
鰭爪
(
ひづめ
)
に
屈
(
かが
)
まって縮んでいる。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
指尖(ゆびさき)の例文をもっと
(20作品)
見る
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“指”で始まる語句
指
指環
指図
指揮
指輪
指頭
指貫
指示
指金
指物師
“指尖”のふりがなが多い著者
沖野岩三郎
森鴎外
山川方夫
泉鏡花
吉川英治
海野十三
山本周五郎
岡本かの子