“茶碗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃわん69.4%
ちやわん16.3%
ぢゃわん12.9%
ぢやわん0.7%
カップ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これより引き続き種々の物品が飛び出し、茶碗(ちゃわん)が飛び、徳利が飛び、盆が飛び、はなはだしきは仏壇が飛び去ったという騒ぎである。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
そして小さな細かい気泡(きほう)が、茶碗(ちやわん)の表面に浮びあがり、やがて周囲の辺(へり)に寄り集つた。その時私はまた一つの角砂糖を壺から出した。
田舎の時計他十二篇 (新字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
丸テーブルの上には二つの紅茶茶碗(ぢゃわん)が白い湯気を立てていた。そして、喜平は紅茶には手を出さずに、林檎(りんご)の皮を剥(む)いていた。
恐怖城 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
喰(くひ)勘定をする機(をり)から表の方より雲助ども五六人どや/\と這入(はひり)來り最(もう)仕舞れしかモシ面倒(めんだう)ながら一杯(ぱい)飮ませて下せいと云つゝ鉢(はち)にありし鹽漬(しほづけ)の唐辛子(たうがらし)を肴(さかな)に何れも五郎八茶碗(ぢやわん)にて冷酒(ひやざけ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と妻はショコラの茶碗(カップ)を措(お)いて、細巻きの煙草(ピソンテ)に火を点けた。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)