“吾”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
われ36.7%
28.7%
わが13.5%
8.8%
おれ2.0%
あれ1.6%
1.6%
おり1.2%
あが0.8%
0.8%
(他:11)4.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“吾”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 日本史9.1%
歴史 > 伝記 > 個人伝記5.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その淫猥いやらしい興奮を乗せて、命の続くかぎりはわれ醜骸しゅうがいに鞭をふるわねばならないということは
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
であるから、いわゆる立身したとて、たちまち、「われは得たり、成功したり」と考えるのはまことに望ましからぬことである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
あしひきのやまさへひかはなりぬるごときおほきみかも 〔巻三・四七七〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
はなはだしいかな、おとろえたるや。ひさしくゆめにだも周公しゅうこうず」
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
次ぎにわが同盟国英国皇帝の御誕生が一八六五年、即位が一九一〇年、治世が七年、おとしが五二歳。これを一緒にすると、
存亡の領域がやや明かになった頃、まずわが存在を確めたいと云う願から、とりあえず鏡を取ってわが顔を照らして見た。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こひはまさかもかな草枕くさまくら多胡たこ入野いりぬのおくもかなしも 〔巻十四・三四〇三〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
さ夜は明けこの夜は明けぬ、入りてが寝む、この戸ひらかせ、……いゝなあ! 入りて吾が寝むこの戸開かせと言ふんだ。
浮標 (新字旧仮名) / 三好十郎(著)
(お貞、おれも環にゃ血を分けたもんだがなあ。)とさもなさけなそうに言ったのには、私もたまらなく気の毒だったよ。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
茶断ちゃだち塩断しおだちまでしてくれるのに、おれはなぜ早く死なんのかな。」
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すなわちその歌は、「春のにすみれみにとあれぞ、をなつかしみ一夜ひとよ宿にける」である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
また詔らしめたまはく、「然らば、今還り下りて、墨江の中つ王を殺して、のぼり來ませ。その時に、あれかならず語らはむ」とのりたまひき。
是に八上比売、八十神に答えけらく、汝等ミマシタチの言は聞かじ。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
はもよシヌぶ。藤原処女
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「むむ、お前のすることは一々おりゃ知っとるぞ。」
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「なあ、お香、さぞおれがことを無慈悲なやつとうらんでいよう。おりゃおまえに怨まれるのが本望だ。いくらでも怨んでくれ。どうせ、おれもこう因業じゃ、いい死に様もしやアしまいが、何、そりゃもとより覚悟の前だ」
夜行巡査 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
小禽来てひと日楽しむ豆柿はあが楽しみてむにまかせぬ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
れまさむあが御子みこ益荒男ますらをならば、
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
だケエに十年も後家ごけ立デデせ、ホガガらワラシもらわらの上ララそだデデ見デも
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
「すめらがうづのみ手もちかき撫でぞねぎ給ふ。とり撫でぞほめ給ふ」など言ふのは、唯の犒ひではない。
カミ毛野ケヌ 佐野サヌのくゝたち折りはやし、ワレたむゑ。今年ずとも
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
——ワレツイエリヲ左ニセン
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
則ち草壁皇子尊づ進みて盟ひていはく、天神あまつかみ地祇くにつかみ、及び天皇すめらみことあきらめたまへ、おのれ兄弟長幼、あはせて十余のみこおのおの異腹ことはらよりづ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
けンどもが、何も旦那様あ、訴人をしろという、いいつけはしなさらねえだから、おら知らねえで、押通おっとおしやさ。そンかわりにゃあまた、いいつけられたことはハイ一寸もずらさねえだ。何でも戸外おもてへ出すことはなりましねえ。腕ずくでも逢わせねえから、そう思ってくれさっしゃい。
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「何をおっしゃるンです。失敬な。も一度武男の目前まえで言ってごらんなさい。失敬な。男らしく父に相談もせずに、無礼千万な艶書ふみひとにやったりなンぞ……もうこれから決して容赦はしませぬ」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
その例は『日本書紀』の「神代巻」出雲の条に、「やつかれれ国つ神、脚摩乳あしなずち我妻号わがつまのな手摩乳てなずち云々」。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
わしが今度、府君に従うて、天帝の許へ朝した時、聖者達が数年の後に戦乱が起って、巨河きょかの南、長江の北で、人民が三十余万殺戮せられるということを話しあっていたが、この時になっては、自ら善を積み、仁をかさね、忠孝純至の者でないかぎり、とても免れることはできない
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
諾児汝うべこなわぬに恋ふなもつくぬがなへ行けばこふしかるなも (同・三四七六)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
彼の「妹が為めスガ採りに行きしアレ山路に惑どひ此の日暮しつ」のスガの実もまた同じくガマズミの実であって、これは妹が衣を染めむ料にせんとて山に採りに行き日の暮れるまで一日山中をさ迷ったのである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
ワイのナ今歳コドシ二十六だネ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
天皇に 身もたな知らず 真心をつくしまつるが、ワガ国道クニノミチ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)