トップ
>
吾
>
わが
ふりがな文庫
“
吾
(
わが
)” の例文
右は大家の事をいふ、
小家
(
しょうか
)
の貧しきは掘夫をやとふべきも
費
(
ついえ
)
あれば男女をいはず一家雪をほる。
吾
(
わが
)
里にかぎらず雪ふかき処は皆
然
(
しか
)
なり。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
支那
(
しな
)
帝使を
西班牙
(
スペイン
)
帝使の
下
(
しも
)
に座せしめ、
吾
(
わが
)
児
(
こ
)
たり友たる
西帝
(
せいてい
)
の使を、賊たり無頼の徒たる支那帝の
使
(
し
)
の下に
坐
(
ざ
)
せしむる
勿
(
なか
)
れと
云
(
い
)
いしと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あれに近寄り給ふなと
二二三
隠れ
惑
(
まど
)
ふを、人々、そはいづくにと立ち騒ぐ。真女子入り来りて、人々あやしみ給ひそ。
吾
(
わが
)
夫
(
せ
)
の君な恐れ給ひそ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
飄遊
(
へういう
)
は
吾
(
わが
)
性なり。飄遊せざれば吾性は完からざるが如き感あり。天地粋あり、山水美あり、造化之を包みて景勝の地に於て其一端を露はすなり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
あはれなる
哉
(
かな
)
吾友
(
わがとも
)
よ、我のラサ府にありし時、その身につみの
及
(
およ
)
ばんを、知らぬこころゆ
吾
(
わが
)
ために、
尽
(
つく
)
せし君を
我
(
われ
)
いかに、
棄
(
す
)
てゝや安く
過
(
すご
)
すべき
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
僕不敏といえども貴兄の奮励に従い
吾
(
わが
)
生のあらん限り事に従わんことを神かけて誓約
可致
(
いたすべく
)
候、末文に今一語
申添
(
もうしそえ
)
たきは
師を失いたる吾々
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
存亡の領域がやや明かになった頃、まず
吾
(
わが
)
存在を確めたいと云う願から、とりあえず鏡を取ってわが顔を照らして見た。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
吾
(
わが
)
愛する頼山陽氏と世上の
物識
(
ものしり
)
とに教へる。魚は右にあらうが、左にあらうが、早く箸を
下
(
おろ
)
した方が一番いいのである。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
この言大いに
吾
(
わが
)
志を得たり。吾の
祈念
(
きねん
)
を
籠
(
こむ
)
る所は、同志の士
甲斐甲斐
(
かいがい
)
しく吾志を
継紹
(
けいしょう
)
して尊攘の大功を建てよかしなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
小「
吾
(
わが
)
身不肖にして本懐を遂げずとも、
秦
(
しん
)
の
豫讓
(
よじょう
)
の故事に
擬
(
なぞ
)
らえ、この頭巾を突き破るは実父の
仇
(
あだ
)
大野の首を掻き取る心思い知れや、大野惣兵衞」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かかる
大切
(
たいせつ
)
の場合に
臨
(
のぞ
)
んでは
兵禍
(
へいか
)
は恐るるに
足
(
た
)
らず、天下後世国を立てて外に交わらんとする者は、
努〻
(
ゆめゆめ
)
吾
(
わが
)
維新
(
いしん
)
の
挙動
(
きょどう
)
を学んで
権道
(
けんどう
)
に
就
(
つ
)
くべからず
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
あゝわれ
此宵
(
こよい
)
、わが肩によりかゝる、若き男の胸こそ欲しけれ。ロマンチツクなる事
柳
(
やなぎ
)
のかげにも優りたる
吾
(
わが
)
心の
懶
(
ものう
)
き疲れを、かの人は吸ふべきに。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
清仏
(
しんふつ
)
戦争の後、
仏蘭西
(
フランス
)
兵の用いた軍馬は
吾
(
わが
)
陸軍省の手で買取られて、海を越して渡って来ました。その中の十三頭が種馬として信州へ移されたのです。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
……お粂を世話していた気持も、実は色恋ばかりでもなく、こいつを娘とも
兄妹
(
きょうだい
)
とも、また女房とも思って、
吾
(
わが
)
ままをしたりされたりしたかったのに。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吾
(
わが
)
民族の文化的実力を過早に
自惚
(
うぬぼ
)
れて大戦争を起こし、遂に滅亡に近い運命を招いた帝王の鼻がありました。
鼻の表現
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
崖は傾斜が急で下りられない。大迂回をして漸く拾い上げたが、一時は
吾
(
わが
)
事
(
こと
)
終れりと悲観したのであった。
白峰の麓
(新字新仮名)
/
大下藤次郎
(著)
吾、醜しと見られし時、
吾
(
わが
)
胸
(
むね
)
のいたみて、さびしく泣きたることいかばかりぞや。
其
(
その
)
時
(
とき
)
君
(
きみ
)
独
(
ひと
)
り吾を憐みぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
せめての
腹愈
(
はらいや
)
しには、
吾
(
わが
)
鐵拳
(
てつけん
)
をもつて
彼
(
かれ
)
の
頭
(
かしら
)
に
引導
(
いんどう
)
渡
(
わた
)
して
呉
(
く
)
れんと、
驅出
(
かけだ
)
す
袂
(
たもと
)
を
夫人
(
ふじん
)
は
靜
(
しづか
)
に
留
(
とゞ
)
めた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
吾
(
わが
)
孫
興邦
(
おきくに
)
はなほ
乳臭
(
ちのか
)
机心
(
つくえごころ
)
失せず。かつ武芸を好める本性なれば
恁
(
かか
)
る
幇助
(
たすけ
)
になるべくもあらず。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
静かに立ちてあれば、
吾
(
わが
)
側
(
そば
)
なる桑の葉、
玉蜀黍
(
たうもろこし
)
の葉は、
月光
(
げつくわう
)
を浴びて
青光
(
あおびか
)
りに光り、
棕櫚
(
しゆろ
)
はさや/\と月に
囁
(
さゝ
)
やく。虫の
音
(
ね
)
滋
(
しげ
)
き草を踏めば、
月影
(
つきかげ
)
爪先
(
つまさき
)
に散り行く。露のこぼるゝなり。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
やすみしし
吾
(
わが
)
大王
(
おほきみ
)
の、
朝
(
あした
)
にはとり
撫
(
な
)
でたまひ、
夕
(
ゆふべ
)
にはい
倚
(
よ
)
り立たしし、
御執
(
みと
)
らしの
梓弓
(
あずさのゆみ
)
の、
長弭
(
ながはず
)
(
中弭
(
なかはず
)
)の音すなり、
朝猟
(
あさかり
)
に今立たすらし、
暮猟
(
ゆふかり
)
に今立たすらし、
御執
(
みと
)
らしの梓弓の
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
友人
(
いうじん
)
松井通昭
(
まつゐつうせう
)
氏
(
し
)
吾
(
わが
)
七福
(
しちふく
)
を
詠
(
えい
)
ずるの
歌
(
うた
)
を
寄
(
よ
)
せらる。
左
(
さ
)
に
録
(
ろく
)
するもの
此
(
これ
)
なり。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
吾
(
わが
)
背子
(
せこ
)
と二人見ませば
幾許
(
いくばく
)
かこの
零
(
ふ
)
る雪の
懽
(
うれ
)
しからまし
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
辰めが一生はあなたにと熱き涙
吾
(
わが
)
衣物
(
きもの
)
を
透
(
とお
)
せしは、そもや、
嘘
(
うそ
)
なるべきか、新聞こそ
当
(
あて
)
にならぬ者なれ、
其
(
それ
)
を
真
(
まこと
)
にして
信
(
まこと
)
ある女房を疑いしは
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
次ぎに
吾
(
わが
)
同盟国英国皇帝の御誕生が一八六五年、即位が一九一〇年、治世が七年、お
齢
(
とし
)
が五二歳。これを一緒にすると
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
思う人の
唇
(
くちびる
)
に燃ゆる情けの息を吹く為には、
吾
(
わが
)
肱
(
ひじ
)
をも折らねばならぬ、吾
頚
(
くび
)
をも
挫
(
くじ
)
かねばならぬ、時としては吾血潮さえ容赦もなく流さねばならなかった。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
俗にいう武士の
風上
(
かざかみ
)
にも置かれぬとはすなわち
吾
(
わが
)
一身
(
いっしん
)
の事なり、後世子孫これを再演するなかれとの意を示して、
断然
(
だんぜん
)
政府の
寵遇
(
ちょうぐう
)
を辞し、
官爵
(
かんしゃく
)
を
棄
(
す
)
て
利禄
(
りろく
)
を
抛
(
なげう
)
ち
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
京師にて吉田の鈴鹿石州、同筑州別して知己の由、また山口三輶も小林のために大いに
周旋
(
しゅうせん
)
したれば、鈴鹿か山口かの手を以て海外までも
吾
(
わが
)
同志の士通信をなすべし。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
それでも
吾
(
わ
)
が
樹木
(
じゅもく
)
を植え、吾が種を
蒔
(
ま
)
き、我が家を建て、吾が汗を
滴
(
た
)
らし、
吾
(
わが
)
不浄
(
ふじょう
)
を
培
(
つちか
)
い、而してたま/\
死
(
し
)
んだ吾家の犬、猫、鶏、の
幾頭
(
いくとう
)
幾羽
(
いくわ
)
を葬った一町にも足らぬ土が
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
此奴
(
こいつ
)
らは
吾
(
わが
)
身上
(
みのうえ
)
を知って居る上からは助けて置いては二人の難儀と思い、永禪和尚と声を掛けられるや否や持って居た刀で庄吉の肩へ深く切付ける、庄吉はきゃアと云って倒れる。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なお平気で
吾
(
わが
)
したいことをなして生くるまで生きていることは、単に勇気ばかりでは出来ない、勇気以上の悟りがなければ出来ないのであろう、単に悟ったというばかりでもどうかしら
竹乃里人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
吾
(
わが
)
見る所にては短歌会諸子は今に至りて一の工夫もなく変化もなくただ半年前に作りたる歌の言葉をあそこここ取り集めて
僅
(
わず
)
かに新作と
為
(
な
)
しつつあるには
非
(
あらざ
)
るか。かくいふわれもその中の一人なり。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
つく/″\本尊の
容態
(
ようだい
)
を仰ぎ見るに驚く可し。一見尋常一様の観世音菩薩の立像の如くなるも、長崎にて物慣れし
吾
(
わが
)
眼には
紛
(
まぎ
)
れもあらず。光背の紋様、
絡頸
(
らくけい
)
の星章なんど正しく聖母マリアの像なり。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
見おろして
吾
(
わが
)
居
(
ゐ
)
る谿の石のべに
没日
(
いりひ
)
の
光
(
ひかり
)
さすところあり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
心付
(
こゝろつ
)
くと
吾
(
わが
)
端艇
(
たんてい
)
には
帆
(
ほ
)
もなく、
櫂
(
かい
)
も
無
(
な
)
い。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
かくばかりなる
吾
(
わが
)
こひに
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
一旦
(
いったん
)
帰京
(
かえっ
)
て二度目にまた
丁度
(
ちょうど
)
行き
着
(
つき
)
たる田原が
聞
(
きい
)
て
狼狽
(
ろうばい
)
し、
吾
(
わが
)
書捨
(
かきすて
)
て室香に
紀念
(
かたみ
)
と
遺
(
のこ
)
せし歌、多分そなたが
知
(
しっ
)
て居るならんと手紙の末に
書
(
かき
)
し
頓智
(
とんち
)
に
釣
(
つ
)
り
出
(
いだ
)
し
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
やがて、
夢
(
ゆめ
)
から
覚
(
さ
)
めた。此
一刻
(
いつこく
)
の
幸
(
ブリス
)
から生ずる永久の苦痛が其時卒然として、代助の
頭
(
あたま
)
を
冒
(
おか
)
して
来
(
き
)
た。
彼
(
かれ
)
の
唇
(
くちびる
)
は
色
(
いろ
)
を
失
(
うしな
)
つた。
彼
(
かれ
)
は黙然として、
我
(
われ
)
と
吾
(
わが
)
手を
眺
(
なが
)
めた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
余が苦心せし
墨使
(
ぼくし
)
応接、航海雄略等の論、一も書載せず。ただ数箇所、開港の事を
程
(
ほど
)
よく申
演
(
の
)
べて、国力充実の後打攘
然
(
しか
)
るべしなど、
吾
(
わが
)
心にも非ざる
迂腐
(
うふ
)
の論を書付けて口書とす。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
きのふまで
吾
(
わが
)
衣手
(
ころもで
)
にとりすがり父よ父よといひてしものを
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
くるしむなかれ
吾
(
わが
)
友
(
とも
)
よ
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
もちろんどこの国だって隣づき合がある以上はその影響を受けるのがもちろんの事だから
吾
(
わが
)
日本といえども昔からそう超然としてただ自分だけの活力で発展した訳ではない。
現代日本の開化
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
珠運
(
しゅうん
)
梅干渋茶に夢を
拭
(
ぬぐ
)
い、朝
飯
(
はん
)
平常
(
ふだん
)
より
甘
(
うま
)
く食いて
泥
(
どろ
)
を踏まぬ
雪沓
(
ゆきぐつ
)
軽
(
かろ
)
く、
飄々
(
ひょうひょう
)
と
立出
(
たちいで
)
しが、折角
吾
(
わが
)
志
(
こころざし
)
を彫りし
櫛
(
くし
)
与えざるも残念、家は宿の
爺
(
おやじ
)
に
聞
(
きき
)
て街道の
傍
(
かたえ
)
を
僅
(
わずか
)
折り曲りたる所と知れば
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
妹が家の板戸
押
(
おし
)
ひらき
吾
(
わが
)
入れば太刀の
手上
(
たがみ
)
に花散りかゝる
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
くるしむなかれ
吾
(
わが
)
友よ
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
東京大阪を通じて計算すると、
吾
(
わが
)
朝日新聞の購読者は実に何十万という多数に上っている。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
郡主は燕王の
従姉
(
じゅうし
)
なり。燕王
聴
(
き
)
かずして曰く、皇考の分ちたまえる
吾
(
わが
)
地
(
ち
)
も
且
(
かつ
)
保つ
能
(
あた
)
わざらんとせり、何ぞ更に地を
割
(
さ
)
くを望まん、たゞ
奸臣
(
かんしん
)
を得るの後、
孝陵
(
こうりょう
)
に
謁
(
えっ
)
せんと。六月、燕師
浦子口
(
ほしこう
)
に至る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
吾
(
わが
)
歌をよろこび涙こぼすらむ鬼のなく声する夜の窓
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
濁
(
にご
)
りて待てる
吾
(
わが
)
恋は
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
実に今回のバッタ事件及び
咄喊
(
とっかん
)
事件は
吾々
(
われわれ
)
心ある職員をして、ひそかに
吾
(
わが
)
校将来の
前途
(
ぜんと
)
に
危惧
(
きぐ
)
の念を
抱
(
いだ
)
かしむるに足る
珍事
(
ちんじ
)
でありまして、吾々職員たるものはこの際
奮
(
ふる
)
って自ら省りみて
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
“吾”を含む語句
吾儕
吾子
吾家
吾妻
吾輩
吾等
吾夫
吾君
吾人
吾々
吾妻鏡
吾嬬
吾妻山
吾妻川
吾曹
吾妻橋
吾身
吾妻下駄
吾妹子
余吾
...