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此宵
ふりがな文庫
“此宵”の読み方と例文
読み方
割合
こよい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こよい
(逆引き)
あゝわれ
此宵
(
こよい
)
、わが肩によりかゝる、若き男の胸こそ欲しけれ。ロマンチツクなる事
柳
(
やなぎ
)
のかげにも優りたる
吾
(
わが
)
心の
懶
(
ものう
)
き疲れを、かの人は吸ふべきに。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「
此宵
(
こよい
)
の
宮詣
(
みやまい
)
りは一生を通じて詣って来たようなものだ。お身と我らの倖せをことほぐためにも
宜
(
よ
)
かった。」
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
お初、そう答える外にない——彼女の
此宵
(
こよい
)
の計画は、どんな相手にも、歯から外へは出せないのだ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
此宵(こよい)の例文をもっと
(5作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
宵
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
“此宵”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
佐々木邦
和辻哲郎
室生犀星
永井荷風