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『津の国人』
ふりがな文庫
『
津の国人
(
つのくにびと
)
』
あらたまの年の三年を待ちわびて ただ今宵こそにひまくらすれ 津の国兎原の山下に小さい家を作って住んでいた彼に、やっと宮仕えする便りが訪ずれた。僅かの給与ではあったが、畑づくりでやっとその日を過している男には、それが終生ののぞみであっただけに …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間7分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間51分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
美
(
み
)
彼方
(
あのかた
)
傍
(
かた
)
絹
(
もみ
)
誦
(
そら
)
徒事
(
あだごと
)
淡
(
あつ
)
鬱
(
う
)
企
(
くわだて
)
領
(
うなず
)
再
(
ま
)
袿
(
うちぎしわ
)
襲
(
かさね
)
文様
(
もんよう
)
麗
(
うる
)
茫
(
ぼん
)
悒
(
わび
)
縁
(
えにし
)
眩
(
まば
)
失
(
なく
)
遅
(
おくれ
)
塗籠
(
くら
)
一揖
(
いっしゅう
)
思
(
おもい
)
不倖
(
ふこう
)
交
(
か
)
仰
(
おお
)
馳
(
はし
)
香
(
こう
)
餉
(
かれい
)
彼
(
あ
)
額
(
ぬか
)
頭
(
つむり
)
弾
(
はず
)
情実
(
なさけ
)
音楽
(
はやし
)
罩
(
たちこ
)
布片
(
ぬの
)
再度
(
にど
)
結
(
ゆわ
)
官人
(
かんにん
)
紅
(
くれない
)
委
(
ゆだ
)
覧
(
ろう
)
籠
(
かご
)
週
(
まわ
)
大祓
(
おおはら
)
透
(
とお
)
斑点
(
ぶち
)
確乎
(
しっかり
)
埴生
(
はにゆう
)
距
(
へだた
)
怖
(
こわ
)
脅
(
おび
)
御襲
(
おんかさね
)
羞
(
はず
)
御
(
おん
)
悸乎
(
ぎょつ
)
往
(
ゆ
)
役
(
えき
)
薄
(
すすき
)
憩
(
やす
)
対
(
たい
)
捜
(
さぐ
)
終
(
しま
)
宮腹
(
みやはら
)
宜
(
よ
)
見恍
(
みほ
)
紅
(
べに
)
解
(
わか
)
奥
(
おう
)
触
(
ふ
)
声音
(
こえ
)
誓
(
ちかい
)
築地
(
ついじ
)
明
(
あか
)
立退
(
たちのき
)
月草
(
つきくさ
)
甲斐
(
がい
)
凡
(
すべ
)
畳紙
(
たとうがみ
)
兎原
(
うばら
)
列
(
つら
)
疋
(
ひき
)
気
(
け
)
病
(
や
)
停
(
とま
)
酷
(
むご
)
侘
(
わ
)
餌
(
え
)
櫓
(
ろ
)
厭
(
いと
)
遣
(
つか
)
違
(
たが
)
受
(
うけ
)
運命
(
さだめ
)
躊躇
(
ためら
)
祷
(
いのり
)
人格
(
ひとがら
)
点
(
とも
)