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憩
ふりがな文庫
“憩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いこ
69.7%
やす
26.5%
いこい
1.3%
いこひ
1.3%
あまな
0.6%
やすら
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いこ
(逆引き)
春風は
徐
(
おもむろ
)
に空を吹き、また柳を吹く。柳の枝の
靡
(
なび
)
くにつれて、そこに掛けた笠も揺れるのである。笠を掛けて
憩
(
いこ
)
う者は旅人であろう。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
憩(いこ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
やす
(逆引き)
腕組みして仔細らしく考へ込んでゐる
凋
(
しぼ
)
んだ
青瓢箪
(
あをべうたん
)
のやうな小僧や、さうした人達の中に加つて彼は控所のベンチに身を
憩
(
やす
)
ませた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
憩(やす)の例文をもっと
(41作品)
見る
いこい
(逆引き)
「あら、あなた、今日はずいぶん
煙草
(
たばこ
)
を買ったのねえ。『
憩
(
いこい
)
』が五つもあるわ。……わかった、パチンコ屋であそんでたのね?」
待っている女
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
憩(いこい)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いこひ
(逆引き)
孤獨も孤獨ではない——
憩
(
いこひ
)
も憩ではない——饑餓といふ
兀鷹
(
はげたか
)
が——私の横腹に
嘴
(
くちばし
)
と爪を突き立てゝゐる間は。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
憩(いこひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あまな
(逆引き)
四
播磨
(
はりま
)
の国
加古
(
かこ
)
の
駅
(
うまや
)
に
丈部
(
はせべ
)
左
門
(
もん
)
といふ
五
博士
(
はかせ
)
あり。
清貧
(
せいひん
)
を
六
憩
(
あまな
)
ひて、友とする
書
(
ふみ
)
の外は、すべて
七
調度の
絮煩
(
わづらはしき
)
を
厭
(
いと
)
ふ。老母あり。
八
孟氏
(
まうし
)
の
操
(
みさを
)
にゆづらず。常に
紡績
(
うみつむぎ
)
を事として左門がこころざしを助く。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
憩(あまな)の例文をもっと
(1作品)
見る
やすら
(逆引き)
沢の蛍は天に舞ひ、
闇裏
(
やみ
)
の
念
(
おもひ
)
は世に燃ゆるぞよ、朕は闇に動きて闇に行ひ、闇に笑つて闇に
憩
(
やすら
)
ふ下津岩根の
常闇
(
とこやみ
)
の国の
大王
(
おほぎみ
)
なり、
正法
(
しやうぼふ
)
の水有らん限は魔道の波もいつか絶ゆべき
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
憩(やすら)の例文をもっと
(1作品)
見る
憩
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“憩”を含む語句
休憩
一憩
小憩
休憩時間
休憩所
一休憩
休憩中
休憩場
午憩
御休憩所
御少憩
御憩
憩所
打憩
昼休憩
過憩驛亭相見
高等官休憩所
“憩”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡太郎
高浜虚子
室生犀星
柳宗悦
幸田露伴
蒲原有明
泉鏡花
二葉亭四迷
ワシントン・アーヴィング