“紡績”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼうせき50.0%
はうせき25.0%
うみつむぎ12.5%
ばうせき12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余程鍛練たんれんして上手になった人が、まずむらのない細い糸を拵える位のもので、その細い糸といったところで紡績ぼうせき糸のようなものは夢にも見ることが出来ん。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
これ紡績はうせきするに秘術ひじゆつありて火浣布をつくるなり、其秘術をば小女子も火浣布を織るべし。
播磨はりまの国加古かこうまや丈部はせべもんといふ博士はかせあり。清貧せいひんあまなひて、友とするふみの外は、すべて調度の絮煩わづらはしきいとふ。老母あり。孟氏まうしみさをにゆづらず。常に紡績うみつむぎを事として左門がこころざしを助く。
紡績ばうせきの宿にやあらむ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)