“休憩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうけい56.3%
きうけい18.8%
やす12.5%
やすみ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはまた土地をたがやしたことがあったが、勤労きんろうによって土地にまるで休憩きゅうけいをあたえないまでに耕作こうさくつづけるということを知らなかった。
探検一行二十七名上越国界を定むとしよす、しばらく休憩きうけいをなして或は測量そくりやうし或は地図ちづゑがき、各幽微いうび闡明せんめいにす、且つ風光の壮絶さうぜつなるに眩惑げんわくせられ、左右顧盻こめんるにしのびず
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
また小亭のベンチの老緑色のつつましきまでのなつかしさに一人ひとりゆきて休憩やすみたる十分ほどの静けさは独身のわかき男ならでは味ひ知らぬ憂愁の境ぞかし。
春の暗示 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そこに谿たに横仆よこたわっていた。そうして谿底へ下りた時、彼は最初の休憩やすみをとった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)