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耕
ふりがな文庫
“耕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たがや
76.5%
たが
7.8%
つく
3.9%
たがやし
3.9%
うな
2.0%
おこ
2.0%
かへ
2.0%
こう
2.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たがや
(逆引き)
畑
(
はたけ
)
の
黒
(
くろ
)
い
土
(
つち
)
は
彼等
(
かれら
)
の
技巧
(
ぎかう
)
を
發揮
(
はつき
)
して
叮嚀
(
ていねい
)
に
耕
(
たがや
)
されゝば
日
(
ひ
)
がまだそれを
乾
(
ほ
)
さない
内
(
うち
)
は
只
(
たゞ
)
清潔
(
せいけつ
)
で
快
(
こゝろ
)
よい
感
(
かん
)
じを
見
(
み
)
る
人
(
ひと
)
の
心
(
こゝろ
)
に
與
(
あた
)
へるのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
耕(たがや)の例文をもっと
(39作品)
見る
たが
(逆引き)
その男のいふのでは、牛程人間の役に立つものは
鮮
(
すくな
)
い。田を
耕
(
たが
)
へし、荷車を
曳
(
ひ
)
き、頭から
尻尾
(
しつぽ
)
の
尖
(
さき
)
まで何一つ捨てるところも無い。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
耕(たが)の例文をもっと
(4作品)
見る
つく
(逆引き)
もし、あの時わしの側を通った者が、ただの百姓かなんぞであったら、わしはやはり鍬を持って菜を
耕
(
つく
)
っているだけの老いぼれに過ぎんであったろう。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
耕(つく)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
たがやし
(逆引き)
耕
(
たがやし
)
の
鍬
(
くわ
)
かたげつつ
訪
(
と
)
ひよりぬ
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
耕(たがやし)の例文をもっと
(2作品)
見る
うな
(逆引き)
「
構
(
かま
)
あねえで
置
(
お
)
け、
耕
(
うな
)
つてあつちへ
行
(
い
)
つてからにしろ」
勘次
(
かんじ
)
は
性急
(
せいきふ
)
に
嚴
(
きび
)
しくおつぎを
止
(
と
)
めた。おつぎは
仕方
(
しかた
)
なく
泣
(
な
)
くのも
構
(
かま
)
はずに
耕
(
たがや
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
耕(うな)の例文をもっと
(1作品)
見る
おこ
(逆引き)
はなれて見るとやたらに土がなつかしく、晴れた青空を見ては春
耕
(
おこ
)
しを思ひ、耕作がおくれるといふ考へに心を灼いた。
一過程
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
耕(おこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かへ
(逆引き)
黒い土をば
耕
(
かへ
)
してる。
光
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
耕(かへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
こう
(逆引き)
世にいう
漁
(
ぎょ
)
、
樵
(
しょう
)
、
耕
(
こう
)
、
牧
(
ぼく
)
の四隠のうち、彼のはそのいずれでもない。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
耕(こう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“耕”の意味
《名詞》
(たがやし)種をまいたり苗を植えたりするために、田や畑の土をすき返すこと。春の季語。
(出典:Wiktionary)
耕
常用漢字
小5
部首:⽾
10画
“耕”を含む語句
耕作
耕夫
筆耕
耕地
耕耘
輟耕録
耕耘部
耕田
耕人
晴耕雨読
武田耕雲斎
筆耕書
耕雲寺
躬耕
中耕
閑田耕筆
耕地整理
春耕
新田耕助
高田耕安
...
“耕”のふりがなが多い著者
浜田青陵
内村鑑三
徳冨蘆花
高浜虚子
島木健作
江見水蔭
吉川英治
新渡戸稲造
島崎藤村
佐左木俊郎