“叮嚀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていねい99.4%
てえねえ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「背低シ。眼ハ大キクハナイガ非常に特色ガアル。言葉ハ叮嚀ていねいダ。手色白シ。議論ニ熱中シタ時ニ親指ヲ立テテ拳固ヲ握ル癖アリ」
すると妻君が御名前はかねて伺っておりますと叮嚀ていねい御辞儀おじぎをされるから、余もやむをえず、はあと云ったなり博士らしく挨拶あいさつをした。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ほかの事とは違うと、とぼけたっていけねえ、あんでも丹波屋の横の座敷ではすになってまんまア食って居たとき、おめえゆっくりとって出て往ったから、叮嚀てえねえなお武士さむれえだと思ってっけが